ConMas Managerでのカスタムメニュー設定

ConMas Managerでのカスタムメニューの管理権限設定

ConMas Manager でカスタムメニューの管理を行うためには、「Manager権限>カスタムメニュー」権限が必要です。 まずはConMas Managerで、カスタムメニューの管理を行うグループに対して、カスタムメニュー管理権限を設定します。

ConMas Managerの「システム管理」 > 「グループ管理」にて 、各ユーザーグループに対して、「Manager権限>カスタムメニュー」にあるカスタムメニュー管理の権限設定を行います。

  • 参照 ConMas Managerのカスタムメニュー管理機能にて、登録されたカスタムメニューを閲覧できる権限です。 これを有効にしないとConMas Manager上部メニューに「カスタムメニュー」タブ が表示されません。

  • メンテナンス(登録・編集) カスタムメニュー管理機能にて、新規カスタムメニューの登録や編集、削除ができる権限です。

カスタムメニュー

ユーザーが設定可能な業務メニューです。6つの業務を配置できます。 カスタムメニューは、カスタムメニューのメンテナンス権限を持ったユーザーがConMas Managerで設定します。 設定されたカスタムメニューは、i-Reporterアプリへ自動で配信されます。 従来のメニュー(ノーマルメニュー)とは、メニュー変更アイコンをタップして切り替えます。

カスタムメニューの機能

i-Reporterアプリ 上に表示するカスタムメニューパネルをユーザーが 自由に設定できます。 i-Reporterアプリ 上のカスタムメニューパネルに配置されたカスタムメニューボタンに下記の動作を割り付けることができます。

  • 帳票定義を呼び出し、新規帳票を起票(帳票入力画面の表示)

  • 入力帳票の起動(帳票入力画面の表示)

  • 帳票起動時に、読み込んだデバイスコードの値を分解し、分解先クラスターに自動入力

白紙の帳票起動

メニューパネルに配置されたメニューボタンより、指定した帳票定義から新規帳票を起動することができます。

データー入力して帳票起動

デバイスを使用して読み取ったデバイスコードを分解し、帳票定義、入力帳票に値を自動で入力して起票します。

ノーマルメニューのカスタマイズ

i-Reporter 上のノーマルメニューをカスタマイズできます。 (ノーマルメニュー : 従来の i-Reporter 起動時に表示されていた画面のこと)

カスタムメニューの設定

カスタムメニューは、ConMas Manager で作成します。 i-Reporterアプリは、その設定情報をダウンロードして使用します。 デバイスが読み取ったコードを帳票の各クラスターにどのように分解するかの設定は、ConMas Designer で帳票定義に設定します。

カスタムメニューの設定 全体の流れ

ConMas Manager、ConMas Designer、i-Reporter アプリでのそれぞれの役割と設定・操作は大きく以下のような流れで行います。 ここでは、「①Managerでカスタムメニュー情報の登録・編集」について説明します。

ConMas Managerでのカスタムメニュー設定

ConMas Managerでのカスタムメニュー設定の流れ

  1. カスタムメニューパネルのレイアウト設定を行います。

    ConMas Manager メニューの「カスタムメニュー」タブより、カスタムメニューパネルのレイアウト設定を行います。

  2. カスタムメニューボタンの設定を行います。

    ConMas Manager メニューの「カスタムメニュー」タブより、カスタムメニューボタンの設定を行います。

カスタムメニューパネルのレイアウト設定

カスタムメニューボタンを表示する画面のことを『カスタムメニューパネル』と呼びます。 カスタムメニューパネルのレイアウト設定では、下記を設定することができます。

  • カスタムメニューの使用可否

  • カスタムメニューパネルのロゴ画像レイアウト

  • カスタムメニューパネルのロゴ画像

  • カスタムメニューパネルのメニュータイトル

  • カスタムメニューパネルのメニュータイトルのフォント

カスタムメニューボタンの設定

カスタムメニューボタンは、6個まで設定が可能です。

カスタムメニューボタンの表示設定

カスタムメニューボタンの表示の設定します。

カスタムメニューボタンの動作設定

カスタムメニューボタンに割り付ける動作を設定します。

帳票定義を開く OR 帳票を開く

カスタムメニューボタンより、帳票定義を呼び出すか、入力帳票を呼び出すかを設定します。 「帳票定義」を選択した場合は、帳票定義より新規帳票を作成して起動します。 「入力帳票」を選択した場合は、入力帳票を起動します。

探索ルール概要

「探索ルール」では、呼び出す帳票定義または入力帳票の探索方法(帳票定義または入力帳票の指定方法)を設定します。

「デバイスを使用して探す」方法

  • デバイスを使用して、指定する帳票定義のシステムキーが設定されているデバイスコードを読みとり、システムキーから帳票定義、入力帳票を探す方法です。

  • 使用できるデバイスは、「QR(内蔵カメラ)」、「外付けBarcodeReader」です。

  • 読み取ったデバイスコードを分解する方法(カンマ、タブ、バイト)と Encoding を指定します。

  • 分解したデバイスコードの値と、呼び出す帳票定義に設定されているシステムキーとの比較位置を指定します。

  • 分解したデバイスコードの値を起動した新規帳票に自動入力することもできます。 (帳票定義にデバイスコード分解設定が必要です。ConMas Designer で設定します。)

「帳票定義のIDを指定する」場合

  • 帳票定義IDから帳票定義を探す方法です。

  • デバイスコード分解を使用して、分解したデバイスコードの値を起動した新規帳票に自動入力する場合は、「使用デバイス」を指定します。 (帳票定義にデバイスコード分解設定が必要です。ConMas Designer で設定します。)

分解したデバイスコードの値を自動入力するためには、ConMas Designer による帳票定義への設定が必要です。 詳細は、「デバイスが読んだコードを分解して各クラスタ―に入力する設定」 をご参照ください。

デバイスを使用して探す

使用デバイス

デバイスコードを読みとるデバイスを指定します。

  • QR(内蔵カメラ) i-Reporter インストール端末の内蔵カメラを使用してQRコードを読み取る場合に選択します。

  • 外付けBarcodeReader 外付けのバーコードリーダーや 1D/2D コードリーダーを使用してバーコードを読み取る場合に選択します。

  • iBeacon iBeacon に設定されたコード(数字)を読み取る場合に選択します。

UUID、iBeacon反応距離

デバイスコードを読みとるデバイスが 「iBeacon」 の場合、使用する iBeacon の UUID と iBeacon の反応距離を指定します。

iBeaconは内部にMajor, Minorの16bit符号なし整数をもつ事が出来ますが、iReporterでは、Major, Minorそれぞれの値を頭0埋めし、それらを結合した計10バイトの文字列をデバイスコードしております。

【例】 Major:1 Minor:15

とした場合、頭0埋めで Majorは"00001" Minorは"00015" となり、それらを結合した"0000100015"がデバイスコードとなります。

デバイスコード分解タイプ

読み取ったデバイスコードを分解する方法を指定します。

  • カンマ 読み取ったデバイスコードを「カンマ区切り」で分解します。

  • タブ 読み取ったデバイスコードを「タブ区切り」で分解します。

  • バイト 読み取ったデバイスコードを「バイト区切り」で分解します。

デバイスコードのEncoding

読み取ったデバイスコードのエンコーディングを指定します。

  • SJIS 読み取ったデバイスコードを「SJIS」でエンコーディングします。

  • UTF8 読み取ったデバイスコードを「UTF8」でエンコーディングします。

デバイス画面の表示文字列設定

デバイスコードを読みとるデバイスが 「外付けBarcodeReader」、「iBeacon」場合、i-Reporter 上に表示されるデバイスコードを読み込み画面に文字列を表示することができます。 この文字列を設定します。

システムキー指定

検索するシステムキーと、比較する値(デバイスコード分解した値)を指定します。

システムは、デバイスコード分解した値と、帳票定義、入力帳票に設定されているシステムキーが一致する帳票定義、入力帳票を検索します。 帳票定義、入力帳票に設定されているシステムキー1 ~ システムキー5 のうち、検索対象とするシステムキーの入力欄に、デバイスコード分解した値のうち、検索キーとする値を指定するための情報を入力します。 検索キーとする値を指定するための情報は、「デバイスコード分解タイプ」によって異なります。

システムキーは、帳票定義、入力帳票に設定します。 詳細は、「帳票定義、入力帳票のシステムキーの設定」 をご参照ください。

【例】 デバイスコード分解タイプ 「カンマ」、「タブ」の場合

指定したい帳票定義に設定されているシステムキー、読み込むデバイスコードが下記の場合の設定の例を示します。

  • 指定した帳票定義に設定されているシステムキー システムキー1 : 0125 システムキー2 : 近藤益男 システムキー3 : 営業部

  • 読み込むデバイスコード

【例】 デバイスコード分解タイプ 「バイト」の場合

指定したい帳票定義に設定されているシステムキー、読み込むデバイスコードが下記の場合の設定の例を示します。

  • 指定した帳票定義に設定されているシステムキー システムキー1 : 0125 ステムキー2 : 近藤益男 システムキー3 : 営業部

  • 読み込むデバイスコード

帳票定義、入力帳票のシステムキーの設定

システムキーとは

システムキーとは、カスタムメニュー機能で使用する帳票定義、入力帳票を検索するための検索キーのことです。 システムキーは、ConMas Manager より帳票定義、入力帳票に設定します。

システムキーの設定

システムキーの設定は、ConMas Manager で行います。 システムキーを設定したい帳票定義、入力帳票を選択し、設定します。

クラスター入力値とシステムキーを連携させる

入力帳票保存時に、クラスター入力値をシステムキーにコピーするように設定することが可能です。

ノーマルメニューの設定

ノーマルメニューとは

「カスタムメニュー」に対し、従来の i-Reporter 起動時に表示されていた画面を「ノーマルメニュー」と呼びます。

ノーマルメニューの設定

ノーマルメニューに任意のテキストや画像を設定することができます。 ノーマルメニューのカスタマイズは、ConMas Manager で設定します。

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