「日報→週報・月報バインダー」の使用方法
最終更新
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【設定の流れ】
手順1
ConMas Managerで バインダー機能を使用するために権限設定を行う。 ※N:1の場合と同様となります。
手順2
ConMas Designerで日報→週報・月報用の定義を作成する。
手順3
ConMas Managerで 日報→週報・月報のバインダーマスターを作成する。
手順4
ConMas Managerで 日報→週報・月報のバインダーマスターから 日報→週報・月報の バインダーを作成する。
バインダー機能を利用するには、「システム管理」 > 「グループ管理」 > 「Manager権限」 > 「バインダー」で、グループごとにバインダーに関する各権限を設定します。 権限は以下の3つの設定があります。
参照: バインダーをメニュー表示し、バインダーの設定情報を閲覧する権限。
設定: 「バインダーマスター」の作成、バインダーの作成を行う権限。
削除: 「バインダーマスター」の設定を削除できる権限。
日報→週報・月報のバインダーに使用する定義は、ConMas Designerで定義作成時に「日報→週報・月報」タブで「日報」、「週報」、「月報」のいずれかを設定します。
「日報」の定義には、年月日クラスターまたはカレンダー年月日クラスターが必須です。
「週報」または「月報」の定義には、日付列を含んだ表の設定が必須です。
ConMas Designer 「日報→週報・月報」タブ
ConMas Designerにて、「日報→週報・月報」タブをクリックします。 「日報」のラジオボタンにチェックを付けます。 「日報の日付クラスター」欄に、日報の日付として使用する「年月日クラスター」または「カレンダー年月日クラスター」のシート番号とクラスターIDをカンマ区切りで入力します。
EXCELファイルをConMas Designerに取り込みした結果、「日報の日付クラスター」に設定していたクラスターが不正な状態であった場合(存在しない、クラスター種別が変わった、など)「#REF」という表示に変わります。 その場合は正しく設定し直してください。
ConMas Designerで「週報用定義」を作成する手順
ConMas Designerにて、「日報→週報・月報」タブをクリックします。 「週報」のラジオボタンにチェックを付けます。 「週報の表番号」に、週報として使用する表の「表番号」を入力します。
EXCELファイルをConMas Designerに取り込みした結果、「週報の表番号」に設定していた表番号が存在しない場合「#REF」という表示に変わります。 その場合は正しく設定し直してください。
ConMas Designerで「月報用定義」を作成する手順
ConMas Designerにて、「日報→週報・月報」タブをクリックします。 「月報」のラジオボタンにチェックを付けます。 「月報の表番号」に、月報として使用する表の「表番号」を入力します。
EXCELファイルをConMas Designerに取り込みした結果、「月報の表番号」に設定していた表番号が存在しない場合「#REF」という表示に変わります。 その場合は正しく設定し直してください。
「作成元の帳票定義を選択」をクリックして、日報用の定義を1つ選択します。 「作成する帳票定義を選択」をクリックして、週報用の定義を1つ選択します。
日報の定義のクラスターと、週報の定義の表の列をマッピングします。 定義作成時に日報日付クラスターとして設定したクラスターは、必ずマッピングする必要があります。
「作成元の帳票定義を選択」をクリックして、日報用の定義を1つ選択します。 「作成する帳票定義を選択」をクリックして、月報用の定義を1つ選択します。
「日報→月報」のマッピング設定
日報の定義のクラスターと、月報の定義の表の列をマッピングします。 定義作成時に日報日付クラスターとして設定したクラスターは、必ずマッピングする必要があります。
日報→週報・月報」バインダー作成の方法は、「自動帳票作成でバインド」のみです。
「バインダーマスター一覧」から、タイプが「日報→週報」の「作成」ボタンをクリックします。 「バインダー作成」画面が表示されます。
【設定項目の詳細】
バインダー名: 作成するバインダーに名前を付けます。 置換文字列の利用で帳票の入力内容等を使用してバインダー名を作成することも可能です。
ラベルを作成する: バインダー用のラベルをバインダー名で作成しその配下に作成された帳票を配置します。
親ラベル: このバインダー名でのラベルの親ラベルを指定します。 ラベルアイコンをクリックすると、親ラベルの選択画面が表示されます。
「作成月」の年、月、開始曜日を入力して「作成週設定」をクリックすると、作成週の日付が自動でセットされます。 作成週の開始日付と終了日付の入力されている行が、バインダー作成の対象となります。 1週につき1バインダー作成されます。 作成週の日付は手動で入力できます。「削除」ボタンをクリックすると日付がクリアされます。 「週番号」には任意の文字を入力できます。 1週あたり1日~7日までの日付範囲が設定可能です。 バインダーを作成すると、日報の帳票の「日報日付クラスター」に指定したクラスターと、そのマッピング先の週報の帳票の列には、自動で日付が設定されます。
作成除外条件を指定すると、条件に一致した日付の日報、週報が作成対象外となります。 各条件はOR条件で適用されます。 日付指定は繰り返し入力することで、複数の日付を指定できます。 祝日指定はスケジュール画面の祝日設定で登録された日付が対象となります。 除外条件によって1週あたりの作成対象日が0日になる場合はエラーとなり作成できません。
【例1】
第1週と第3週の2バインダーが作成される
【例2】
除外条件で日曜、土曜、2021/03/04、2021/03/05、2021/03/06が対象外となる
「バインダーマスター一覧」から、タイプが「日報→月報」の「作成」ボタンをクリックします。 「バインダー作成」画面が表示されます。
【設定項目の詳細】
バインダー名: 作成するバインダーに名前を付けます。 置換文字列の利用で帳票の入力内容等を使用してバインダー名を作成することも可能です。
ラベルを作成する: バインダー用のラベルをバインダー名で作成しその配下に作成された帳票を配置します。
親ラベル: このバインダー名でのラベルの親ラベルを指定します。 ラベルアイコンをクリックすると、親ラベルの選択画面が表示されます。
「作成月」の年、月を入力して「作成日設定」をクリックすると、作成日が自動でセットされます。 1月につき1バインダー作成されます。 作成日の日付は手動で入力できます。 1月あたり1日~31日までの日付範囲が設定可能です。 バインダーを作成すると、日報の帳票の「日報日付クラスター」に指定したクラスターと、そのマッピング先の月報の帳票の列には、自動で日付が設定されます。
バインダーの名称は、予め任意文字列を設定できる他、置換文字列を使用することでバインダー対象の帳票が持つ値をバインダー名称に指定できます。
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_def_top_id}
[帳票定義ID]の定義ID
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_def_top_name}
[帳票定義ID]の定義名称
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_def_top_remarks1}
[帳票定義ID]の備考1
~
~
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_def_top_remarks10}
[帳票定義ID]の備考10
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_rep_top_id}
[帳票定義ID]の定義から作成された入力帳票ID
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_rep_top_name}
[帳票定義ID]の定義から作成された入力帳票名称
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_rep_top_remarks1}
[帳票定義ID]の定義から作成された入力帳票の備考1
~
~
[N:1][週報・月報]
{[帳票定義ID]_rep_top_remarks10}
[帳票定義ID]の定義から作成された入力帳票の備考10
[週報・月報]
{report_year}
対象年 (バインダー作成画面で指定した作成月の年)
[週報・月報]
{report_month}
対象月 (バインダー作成画面で指定した作成月の月)
[週報・月報]
{report_from_date}
開始日 (バインダー作成画面で指定した週報・月報の開始日、yyyy/MM/dd形式)
[週報・月報]
{report_to_date}
終了日 (バインダー作成画面で指定した週報・月報の終了日、yyyy/MM/dd形式)
[週報・月報]
{report_week_num}
週番号 (バインダー作成画面で指定した作成週の週番号、週報のみ指定可)
【使用例】
【{123456_def_top_name}】{report_year}年{report_month}月第{report_week_num}週 (自{report_from_date}~至{report_to_date})
↓
【週次報告書】2021年3月第1週 (自2021/03/01~至2021/03/06)
【注意事項】
日報→週報・月報では作成元帳票が複数となるため、 {[帳票定義ID]_rep_top_~}に作成元の帳票定義IDを指定することはできません。
使用する置換文字列 {[帳票定義ID]_rep_top_name}:[帳票定義ID]の定義から作成された入力帳票名称 を使用した場合
バインダー名の設定例 バインダー名:{1429_rep_top_name} と設定 ※作成する帳票定義:ID:1429不具合報告まとめから作られた 入力帳票の名称 を設定する。 =>バインダー名
設定されるバインダー名 作成元の帳票定義
定義ID=1437:不具合報告&品質対策シート この定義から作成される入力帳票の帳票名称 ・「不具合報告&品質対策結果_2021-01-15 」
定義ID=1443 :点検表(録音クラスター)再編集可 この定義から作成される入力帳票の帳票名称 ・「点検表_2021-01-15 」
作成する帳票定義
定義ID=1429:不具合報告&品質対策まとめ この定義から作成される入力帳票の帳票名称 ・「不具合報告&品質対策まとめ_2021-01-15 」
設定されるバインダー名 不具合報告&品質対策まとめ_2021-01-15 バインダーラベルの名称も、これを設定し不具合報告&品質対策まとめ_2021-01-15
「ラベルを作成する」にチェックを入れることにより、作成されるバインダーごとにラベルを自動生成します。 ラベル名は、バインダー名が使用されます。 バインダー名が置換文字列を使用して動的に変わる設定の場合、ラベル名も同様に設定されます。
ここで生成したラベルは、1つのバインダーに対して一つのラベルとなり、バインダー専用のラベルとなります。
バインダーラベルは、ConMas Managerの「ラベル管理」機能で名称を変更することはできません。 このバインダーラベルに、関係のない他帳票の紐づけをすることは出来ません。
iOS/iPadOSアプリ、Windowsアプリでは、ラベル以外にバインダーを表すものがありません。 よって、アプリでのバインダーの認識のために、バインダーラベルの使用を推奨します。
N:1の場合と同様に、初期値ファイルをアップロードして日報の帳票に初期値を設定できます。 初期値ファイルには、作成週・作成月で指定した作成対象の日数分の帳票を用意してください。 初期値ファイルには、日報日付クラスターに指定したクラスターの値に作成週、作成月で指定した作成対象日を設定してください。
作成元、作成先に指定する帳票定義の元定義(Rev.1の定義)は削除しないでください。 バインダー作成時にRev.1が無い定義はバインダー設定できません。 また、バインダー作成後にRev.1を削除すると正常に動作しません。
「バインダーマスター一覧」画面の左上にある「追加()」 ボタンをクリックします。 「バインダーマスター作成」画面が表示されます。 「日報→週報」を選択します。 バインダーマスター名、作成する帳票の編集ステータスを設定します。
N:1の場合と同内容となりますので、設定の詳細は 「「N:1バインダー」の使用方法 > 」をご参照ください。 ※「N:1」を「日報→週報」へ読み替えて操作してください。
その他マッピング設定の詳細については、N:1の場合と同じです。 詳細は 「「N:1バインダー」の使用方法 >手順2.ConMas Managerで「N:1バインダーマスター」を作成する > 」をご参照ください。 ※「N:1」を「日報→週報」へ読み替えて操作してください。
「バインダーマスター一覧」画面の左上にある「追加()」 ボタンをクリックします。 「バインダーマスター作成」画面が表示されます。 「月報→週報」を選択します。 バインダーマスター名、作成する帳票の編集ステータスを設定します。
N:1の場合と同内容となりますので、設定の詳細は 「「N:1バインダー」の使用方法 > 」をご参照ください。 ※「N:1」を「日報→月報」へ読み替えて操作してください。
その他マッピング設定の詳細については、N:1の場合と同じです。 詳細は 「「N:1バインダー」の使用方法 >手順2.ConMas Managerで「N:1バインダーマスター」を作成する > 」をご参照ください。 ※「N:1」を「日報→月報」へ読み替えて操作してください。
「バインダー名」で使用できる置換文字列一覧は、「」 をご参照ください。
「ラベルを作成する」で作成されたラベルにはいくつかの制限事項があります。詳細は、「」 をご参照ください。
「バインダー名」で使用できる置換文字列一覧は、「」 をご参照ください。
「ラベルを作成する」で作成されたラベルにはいくつかの制限事項があります。詳細は、「」 をご参照ください。
作成除外条件の設定は「日報→週報」の場合と同様です。「」を参照ください。
その他の設定については、「「N:1バインダー」の使用方法 > 手順3.ConMas Managerで「N:1 バインダーマスター」から「N:1 バインダー」を作成する > 自動帳票作成でのバインダー作成 > 」 をご参照ください。