バーコード分解設定
最終更新
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バーコード分解を利用すると、ひとつのクラスターで1D/2Dコード(バーコードおよびQRコード。以下「バーコード」と表記します。)を読み取り、読み取り結果を複数のクラスターに分解して一度に入力することができます。
通常の読み取り
バーコードを必要数用意して、1つ1つ読み取ります。
バーコード分解機能を使用
バーコードを1つだけ読み取り、設定に従い読み取った結果を分解して各クラスタ―に入力します。
分解元:タブレットでの入力時に、バーコードを読み取るクラスター
分解先:分解元の読み取り結果から、分解された値が入力されるクラスター
ひとつの「分解元」から指定できる「分解先」は300個までとなります。
※Ver.7.1.20050にて100個から300個へ拡張しました。 これより以前のバージョンでは100個までになります。
「分解元」 「分解先」に指定できるクラスターは 「バーコードクラスター」 のみです。
バーコード分解は ConMas Designerで設定します。 帳票定義編集画面の「クラスターモード」から、「バーコード分解設定」を選択します。 「バーコード分解設定」モード中は、「バーコードクラスター」が緑色で表示され、他のクラスターの編集はできません。
【手順】
はじめに、「分解元」のクラスターをクリックして指定します。 「バーコード分解情報」が、「バーコード分解 設定」に変わります。
「バーコード分解 設定」から「分解先」を登録したいレコードを選択します。 レコードの「No」は、区切りで分割した文字列を1から順に並べた内容となります。
選択したレコードに登録したい「分解先」のクラスターを編集画面上でクリックします。 選択していたレコードにクリックした「分解先」クラスターが登録されます。
複数の「分解先」を指定するには、再度「バーコード分解 設定」のレコードを選択し、登録したい「分解先」クラスターをクリックします。
設定を完了するには、「バーコード分解 設定」の右側にある「OK」をクリックします。
【手順】
「バーコード分解 設定」上で右クリックメニューから「区切り文字タイプ/エンコード 編集画面起動」を選択します。
編集画面で区切り文字タイプとエンコードを設定します。 デフォルトでは「カンマ区切り」「shift_jis」に設定されています。
「分解元」で読み取った文字列の分解方法は次の4通りのから選択します。 「shift_jis」「utf-8」のいずれかのエンコードを選択します。
カンマ区切り
文字列を”,”(カンマ)で分解します。
タブ区切り 文字列をタブで分解します。
桁数指定区切り 「開始位置」と「バイト数」で区切りを指定し、分解します。数値は半角が1、全角が2でカウントします。
GS1-128 GS1-128の規則に従って、文字列をID部とデータ部に分解し、IDに対応したクラスターへデータを入力します。
GS1-128は、Designer Ver.5.1.6427 以降で利用できます。
「桁数指定区切り」の場合、「バーコード分解 設定」のグリッドに、「開始位置」と「バイト数」の列が表示されます。
「開始位置」と「バイト数」はセルをダブルクリックして編集できます。
開始位置:0始まりで、0以上の数値を入力します。
バイト数:1以上の数値を入力します。
「分解先」を登録したレコードでは入力が必須です。「分解先」を登録していないレコードおよび「親」のレコードには入力は不要です。
「開始位置」 0 / 「バイト数」 4 で 「0125」
「開始位置」 4 / 「バイト数」 4 で 「近藤」
全角は 2カウントです。「益」を指定するには「開始位置」 8 / 「バイト数」 2 とします。
全角文字の途中を指定した場合や、文字列が指定に足りない場合は、そのレコードの値は予期せぬ値や空になります。
「分解元」と別のシートにあるクラスターを「分解先」にするには、「分解元」を指定してからシートを移動し、「分解先」のクラスターを登録します。
登録した分解先を解除するには、「バーコード分解 設定」から、解除したいレコードを選択(複数可)し、右クリックメニューの「バーコード分解設定を解除する」を選択します。
「全て解除」を選択すると、No.1から300のすべての分解先が解除されます。
区切り文字タイプが「バイト指定」または「GS1」の場合、「クラスター設定のみ削除」を実行することで、「開始位置」「バイト数」および「アプリケーション識別子」「桁数」の情報を残したまま、クラスター設定のみを削除することができます。
分解したデータは順に1~300のレコードに割り当てられ、必要なレコードにだけ「分解先」を登録することで、データの一部分のみ利用できます。
【例】 区切り文字タイプ=カンマ区切り No.4「生年月日」、No.7「視力」、No.10「備考2」のレコードに、「分解先」を登録しない設定です。
「分解元」自身を「分解先」に登録することができます。 別の「分解元」の「分解先」には指定できません。 これを利用する事で、読み込んだデータの一部だけを表示する、単独のクラスターを作成できます。
「分解先」を登録し終えたら、「バーコード分解 設定」のタイトル右にある「OK」で確定します。 「キャンセル」をクリックすると、編集内容を破棄します。
クラスターモードが「バーコード分解設定」の時、クラスターの表示色が変わります。
分解設定されたクラスターを選択すると、対応するクラスターの表示色が濃くなり強調されます。
「分解元」のバーコードクラスターをタップし、カメラや外付けリーダーなど、設定されている読み取りデバイスでバーコードを読み取ります。 アプリ上では「分解先」のクラスターは編集不可となり、グレー表示になります。
分解設定に従い、「分解先」のクラスターに値が入力されます。
「GS1-128」バーコードとは、データの先頭にデータを識別するアプリケーション識別子(Application Identifier)を持ち、情報を連結して表現できる規格です。
規格では、識別子ごとにデータの種類と桁数(固定長/可変長)が定義されています。 ConMas i-ReporterではConMas Designer上で、バーコードに出現する識別子と桁数、及び分解先のクラスターを設定します。
分解イメージ
「GS1-128」選択時、「バーコード分解 設定」のグリッドに、「アプリケーション識別子」と「桁数」の列が表示されます。
「アプリケーション識別子」と「桁数」はセルをダブルクリックして編集できます。
アプリケーション識別子:バーコードに出現する識別子を2桁~4桁の数字で入力します。
桁数:固定長の場合は1以上の数値を入力します。未入力の場合、可変長とみなされます。
「アプリケーション識別子」(以下、A.I.)は、「分解先」に設定したレコードでは入力必須となるほか、バーコードに出現する固定長のA.I.は分解後に利用しない場合も入力必須です。
「バーコード分解設定」のA.I.の並び順はバーコードに出現するA.I.の順と異なっていても問題ありません。
外付けバーコードリーダーで読み取る場合、GS1-128バーコードの処理方法は機種によって、主に2パターンに分けられます。
ConMas i-Reporter では、以下の2.にのみ対応しております。 1.アプリケーション識別子に()をつけて転送するタイプ 2.可変長データの区切り目に挿入されている特殊文字[FNC1]を、別の文字に置換して転送するタイプ
例:特殊文字をカンマに設定しているリーダーの場合
バーコードリーダーの設定方法は機種により異なります。 ご利用のバーコードリーダーのマニュアルをご参照下さい。
分解を行う準備として、予めバーコードリーダーの設定に合わせて特殊文字の置換先文字を1文字で設定します。
i-Reporterアプリの「設定」 > 「一般」 > 「GS1-128の区切り文字」 より、2通りの方法で設定できます。 ※()内は設定例 1.文字を直接入力する設定 2.ASCIIコードを入力する設定(09, 0x09)
ASCIIコードを入力する設定は [Tab] のように文字で直接入力できない文字種の場合に選択し、2桁の16進数で入力します。先頭に0xをつけることも、省略することも可能です。
内蔵カメラを使用する場合は設定不要です。
区切り文字タイプが「バイト指定」または「GS1」の場合、グリッド上部にある「ペースト」ボタンをクリックすることで、EXCELのセル等からコピーした情報を、「開始位置」「バイト数」および「アプリケーション識別子」「桁数」にペーストすることができます。
バーコード分解設定されたシートのコピーはできません。