i-Reporter利用者マニュアル
TOP_i-Reporter利用者マニュアルサポートWEB【旧】利用者マニュアル
便利な入力機能
便利な入力機能
  • カスタムマスターを使った入力
    • カスタムマスターについて
    • ConMas Managerでの設定
      • カスタムマスターの構成
      • カスタムマスターの登録
      • カスタムマスターの更新
      • カスタムマスターの管理
      • カスタムマスターの削除
      • カスタムマスターメンテナンス(「削除情報」の破棄)
    • カスタムマスター定義用Excelブック(CustomMasterInputSheet.xlsb)
    • ConMas Designerでの設定
      • 検索結果0件の場合にあらかじめ指定したレコードを表示する
      • マスター選択デフォルト検索値設定
    • i-Reporterアプリでの操作
  • バーコードを読み取る
    • バーコード分解設定
    • デバイスが読んだコードを分解して各クラスターに入力する設定
    • i-Repo Scan(オプション機能)
  • ピン打ち機能
    • ピン打ち機能の概要
    • ピン打ち機能の設定
    • i-Reporterアプリでのピン打ち操作
  • 日報から週報・月報をつくる、複数の帳票を1つにまとめる
    • バインダー機能の概要
    • 「N:1バインダー」の使用方法
    • 「日報→週報・月報バインダー」の使用方法
  • 入力帳票の承認とワークフロー設定
    • 承認フロー設定について
    • 申請者編集ロック
GitBook提供

Tips

  • マニュアルの使い方

Copyright © CIMTOPS Corporation. All Rights Reserved.

このページ内
  • 作成・査閲・承認のフロー
  • はじめに
  • ConMas Designerでの設定
  • 承認を必須入力にする設定
  • 承認順序を制御する設定
  • ConMas Managerでの設定
  • グループの作成
  • ユーザーの作成・グループへの割当て
  • 帳票定義/入力帳票の権限設定
  • 承認クラスターのクラスタ―権限設定
  • i-Reporterアプリでの申請・承認・差し戻し
  • 承認申請
  • 承認と承認申請
  • 差し戻し
  • 入力帳票の編集中保存
  • 完了保存
  • ConMas Managerでの承認・差し戻し
  • 入力帳票ごとの承認・差し戻し
  • 一括承認・差し戻し
  • ネットワーク自動申請機能
  • ネットワーク自動申請を有効にする
  • 本人確認要求機能
  • 本人確認要求機能の利用設定(システム全体設定)
  • 本人確認要求機能の利用設定(帳票定義別設定)
  • 本人確認コードの設定
  • i-Reporterアプリでの動作
  • ConMas Managerでの動作
PDFとしてエクスポート
  1. 入力帳票の承認とワークフロー設定

承認フロー設定について

前へ「日報→週報・月報バインダー」の使用方法次へ申請者編集ロック

最終更新 2 か月前

作成・査閲・承認のフロー

はじめに

承認フロー設定について、手順をご説明します。

入力担当者がリーダーへ申請、リーダーが承認後、係長へ申請と順々に申請・承認を行います。 この例では、承認クラスターを4つ配置して、それぞれに個別の権限を設定します。

差し戻しの場合には、1つ前に戻ります。

例えば、課長で差し戻された場合には係長へ戻します。

ConMas Designerでの設定

承認を必須入力にする設定

承認クラスターを「必須入力」にすると、承認されるまでその入力帳票の「完了保存」ができないように設定できます。 承認クラスター全てを「必須入力」に設定します。

承認順序を制御する設定

承認クラスターの承認順をネットワーク設定で行います。 ネットワーク設定順に申請->承認->申請->承認を繰り返します。

設定した全てのネットワーク設定に、「ネットワーク制限設定」 > 「先行クラスター未入力時の後続クラスターの入力制御:入力不可」を設定します。 この「入力不可」設定により、前の承認がおりないと次の申請ができないように設定できます。

ConMas Managerでの設定

グループの作成

必要な権限数分のグループを作成します。

ConMas Managerの「システム管理」 > 「グループ管理」にて、入力担当及び承認権限数分のグループを作成します。 この例では、入力担当(グループ1)~部長(部長Gr)までの5グループを作成しています。

ユーザーの作成・グループへの割当て

「グループ管理」で作成したグループに、ユーザーを所属させます。

この例では、work(担当者) ~ bucho(部長)の 5ユーザーを作成し、「グループの作成」で作成した5つのグループにそれぞれ割当てて(所属させて)います。

帳票定義/入力帳票の権限設定

「帳票定義」 > 「権限」 > 「定義/帳票」 にて、帳票定義と、その帳票定義から作成される入力帳票の権限を設定します。

「グループの作成」で作成した5つのグループにそれぞれ権限を設定します。 この例では、5つのグループに全ての権限を与えています。

この例では全てのグループが定義/帳票 両方に対して 参照・編集・削除が可能です。

承認クラスターのクラスタ―権限設定

それぞれの承認クラスターに対して、どのグループにどのような操作をさせたいかを権限で設定します。

「帳票定義」 > 「権限」 > 「クラスタ―」 > クラスタ―権限の設定を行いたい承認クラスターがあるシートを選択します。

「▼クラスター権限」にて、「編集可能」、「参照のみ」、「参照不可」のグループを設定します。

  • 編集可能:承認するグループを設定します。

  • 参照のみ:申請するグループを設定します。

  • 参照不可:何も操作できません。

この例では、「部長Gr」は全ての承認クラスターで、申請/承認権限を持っています。

編集可能(承認可能グループ)に設定されたグループのユーザーは、i-Reporterアプリの「帳票ライブラリー」画面 > 「あなたの承認待ち」より、承認対象の入力帳票を確認できます。

i-Reporterアプリでの申請・承認・差し戻し

承認申請

「グループ1」のユーザーでログインする人は、「リーダーの承認クラスター」へ承認申請を行います。

承認と承認申請

「リーダーGr」のユーザーでログインする人は、「リーダーの承認クラスター」へ承認と、「係長承認クラスター」へ承認申請を行います。

同様に、係長->課長->部長と承認申請/承認が渡っていきます。

差し戻し

差し戻しは、必ず「1つ前の承認クラスター」へ差し戻す動作となります。

例えば、「課長Gr」のユーザーでログインする人が差し戻しを行った場合、「係長Gr」へ差し戻しされます。 「係長Gr」は、「課長」承認クラスターへ再度承認申請を行うか、もしくは 「リーダーGr」への差し戻しを行います。

入力帳票の編集中保存

全ての承認がおりるまでは、完了処理ができません。 リーダー~課長までは、編集中保存にてサーバーへ保存します。

完了保存

部長承認がおりた時点で、完了保存にてサーバーへ保存ができます。

ConMas Managerでの承認・差し戻し

入力帳票ごとの承認・差し戻し

ConMas Managerの「入力帳票」より、権限のあるクラスターの承認・差し戻しが可能です。

一括承認・差し戻し

ConMas Managerの「入力帳票」より、一括承認・差し戻しが可能です。

ネットワーク自動申請機能

承認クラスター同士がネットワーク設定されている場合に、先行の承認クラスターをConMas Managerで”承認”すると、自動的に後続の承認クラスターを“申請”する機能です。

承認申請が上位に流れていくようなフローに使用すると便利です。

ネットワーク自動申請を有効にする

「システム管理」 > 「共通マスター管理」にて、システム全体で「ネットワーク自動申請機能」を有効にします。 ※帳票定義毎の個別設定はありません。

  • 共通キー   ”AUTO_APPLY_SETTING”

  • 共通項目名称 ”MANAGER_ENABLE”

  • 共通項目値  ”0”:無効、”1”:有効

ネットワーク自動申請の使用例

【例】

  1. リーダー承認を”承認”する。

  2. 後続のマネージャー承認が”申請”状態となる。

  3. マネージャーでログインすると、承認ボタンが表示される。

本人確認要求機能

承認クラスターを“承認”する際に、承認者が本人であることを確認する機能です。 承認クラスターの”承認する”ボタンクリック時に、本人確認コードの入力が要求されます。

本人確認要求機能は、それぞれ下記バージョン以上で対応しています。

  • ConMas Manager:8.1.24070

  • ConMas Designer:8.1.24070

  • iOS版 i-Reporterアプリ:8.1.24070

  • Windows版 i-Reporterアプリ:5.1.24070

差戻し時は、本人確認コード入力を要求しません。

i-Reporterアプリ

ConMas Manager

本人確認要求機能の利用設定(システム全体設定)

本人確認要求機能は、システム全体、または帳票定義ごとに利用有無を設定できます。

[システム全体での設定]

本人確認要求機能の利用有無を「共通マスター」で設定することで、システム全体に対し一括設定することが可能です。 共通マスターの設定は、全ての帳票定義、入力帳票に適用されます。

設定は 「システム管理」 > 「共通マスター管理」にて行います。

  • 共通キー   “IDENTIFICATION_SETTING”

  • 共通項目名称 “ENABLE_IDENTIFICATION”

共通項目値
説明

-1

帳票定義の設定に従う(デフォルト)

0

システム全体で本人確認要求”しない”

1

システム全体で本人確認要求”する”

共通項目値が“0”または“1”の場合、システム全体での一括設定が優先され、帳票定義ごとの設定は無視されます。

帳票定義ごとに設定を切替えたい場合、共通項目値は“-1”を設定してください。

本人確認要求機能の利用設定(帳票定義別設定)

帳票定義ごとの設定

帳票定義ごとに本人確認要求機能の利用有無を設定する場合は、 ・ConMas Designerの「帳票定義情報設定」タブ または ・ConMas Managerの「帳票定義」タブ > 該当の帳票定義を選択 > 「基本情報」 で設定を行います。

システム全体での一括設定が有効な場合、帳票定義ごとの設定は無効となります。

【本機能が有効になる条件】

  • 共通キー   “IDENTIFICATION_SETTING”

  • 共通項目名称 “ENABLE_IDENTIFICATION”:-1

ConMas Designerでの設定

「帳票定義情報設定」タブで、「承認クラスター承認時の本人確認:する」を選択します。

ConMas Managerでの設定

「帳票定義」タブ >設定を行いたい帳票定義を選択 > 「基本情報」画面で、 「承認クラスター承認時の本人確認:する」 を選択します。

本人確認コードの設定

本人確認要求機能を利用するためには、事前に本人確認コードを設定します。

【手順】

  1. ConMas Managerの「システム管理」 > 「ユーザー管理」画面で対象ユーザーを選択します。

  2. 「編集」ボタンをクリックします。

  3. 「新しい本人確認コード」を入力し、「登録」ボタンをクリックします。

  • 半角/全角スペースは入力不可です。

  • 本人確認コードは、アプリで入力できる文字列で設定してください。

本人確認コードが設定されていると、ユーザー一覧、参照画面で「本人確認コード」欄に”設定済”と表示されます。

i-Reporterアプリでの動作

i-Reporterアプリ上での本人確認は、承認クラスターの承認ボタンクリック時に行います。

【手順】

※本人確認コードが間違っている場合のエラー表示

ConMas Managerでの動作

ConMas Manager上での本人確認は、下記2か所の「承認」ボタンクリック時に行います。

「入力帳票」一覧 > 一括承認

「入力帳票」詳細 > 「基本情報」で承認クラスターごとに承認

本人確認コード入力画面 本人確認コードを入力して「承認する」ボタンをクリックして承認を行います。

※本人確認コードが間違っている場合のエラー表示

「印影イメージ」は、作成・査閲・承認クラスターで使用されます。 JPEGもしくはPNGの画像ファイルを指定してください。

承認クラスターをタップし、「承認」ボタンを押下します。

本人確認コード入力画面で本人確認コードを入力して、「承認する」ボタンをクリックして承認を行います。