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このページ内
  • ピン打ち機能設定の流れ
  • ピン打ち機能専用のクラスター
  • ピン打ちクラスター
  • ピンNo.配置クラスター
  • ピンNo.クラスター
  • EXCEL Add-inとConMas Designerでのピン打ち機能の設定方法
  • EXCEL上でのAdd-inを用いたクラスター種別設定
  • ConMas DesignerへのEXCELファイル取り込み
  • 「ピン打ち表設定」とは
  • 「ピン打ち表設定」の手順
  • ピン打ち表の設定制限
  • 行のクラスター個数、表の最大行数、使用可能なクラスター種別
  • 「ピンNo.配置クラスター」の総数 = 「ピンNo.クラスター」の総数
  • バリューリンク設定とカスタムマスター設定は同じ行内で設定
  • 1つのピンに対して撮影可能な画像数は2枚
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  1. ピン打ち機能

ピン打ち機能の設定

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最終更新 1 か月前

ピン打ち機能設定の流れ

ピン打ち機能を使用するには、ConMas Designerで主に以下の2つの設定を行います。

 1. ピン打ち機能専用のクラスター種別3つの設定

 2. ピン打ちエリアのクラスターとピン打ち表との結びつけを設定   (これを、ピン打ち表設定と呼びます。)

ピン打ち機能専用のクラスター

ピン打ち機能専用のクラスターの種別は下記の3つです。

  • ピン打ちクラスター

  • ピンNo.配置クラスター

  • ピンNo.クラスター

この3つのクラスター種別は、すべて同一シートに設定します。

ピン打ちクラスター

「ピン打ちクラスター」は、アプリ上でピンを打つエリアとなるクラスターです。 帳票全体で1つのみ配置することができます。 外部連携APIにより、図面など画像を流し込んで、自動帳票作成することも可能です。

ピンNo.配置クラスター

「ピン打ちクラスター」と連動し、「ピン打ちクラスター」で、打ったピンの番号を表示するためのクラスターです。 このため、「ピンNo.配置クラスター」は、「ピン打ちクラスター」の周りを囲むように配置する必要があります。

「ピンNo.配置クラスター」は、全て異なるクラスター名称を設定する必要があります。

ピンNo.クラスター

ピン打ち表でのピンNo.表示用のクラスターです。 「ピンNo.配置クラスター」と連動し、表の上から順番に対応するピンNo.を自動で表示します。

「ピンNo.クラスター」は全て同じクラスター名称に設定する必要があります。

EXCEL Add-inとConMas Designerでのピン打ち機能の設定方法

ピン打ち機能の設定の流れは下記のようになります。

EXCEL上でのAdd-inを用いたクラスター種別設定

まずは、EXCEL上で帳票レイアウトを作成し、ConMas i-Reporter専用のEXCEL Add-inを用いて各セルにクラスター種別設定を行う必要があります。 下図の手順にてクラスター種別設定を行います。

【ピン打ち関連のクラスター種別の設定例】

ピン打ち関連のクラスター種別を設定する際の基本的な構成は下図の例のようになります。

  • ピン打ちエリアの中央に大きく「ピン打ちクラスター」を設定します。

  • ピン打ち表の先頭列を「ピンNo.クラスター」として設定します。 「ピンNo.配置クラスター」と「ピンNo.クラスター」は、個数が同じになるように設定します。

  • 「ピン打ちクラスター」の周りを囲むように「ピンNo.配置クラスター」を設定します。

ConMas DesignerへのEXCELファイル取り込み

クラスター種別設定を行ったEXCELファイルをConMas Designerへ取り込みます。 取り込みが完了すると、ConMas Designer上に帳票定義データが展開されます。 続いて、ConMas Designer上で「ピン打ち表」設定を行います。

「ピン打ち表設定」とは

ピン打ち表の行に対して、「ピン打ちクラスター」 および 「ピンNo.配置クラスター」と連動するように紐づけを行います。 この紐づけ設定を「ピン打ち表設定」と呼びます。 「ピン打ち表設定」を行うことで、タブレット上のピン情報入力画面で記入した内容が、ピン打ち表内の各クラスターに自動で記入されます。

「ピン情報入力」画面に表示される項目の順番

この際、「ピン情報入力」画面に表示される項目の順番は、ピン打ち表の各列左からの順番に対応しています。

「ピン打ち表設定」の手順

①クラスター名称を各列すべて同じにする

「ピンNo.クラスター」と、ピン打ち表の各列ごとのクラスターの名称を、すべて同じにします。 クラスター名称を列単位で同じに設定する方法として「クラスター名称変換」機能などを活用ください。 また、EXCELファイルの段階でクラスター種別設定したセルをコピーする方法もあります。

【補足】 クラスター名称変換機能の操作

ConMas Designerの編集画面上で、複数のクラスターを選択してクラスター名称を一括変換できます。 下図の手順にて、ピン打ち表内の各列のクラスターを同じクラスター名称に設定してください。

②ピン打ち表の一行目だけクラスターの各種設定を行う ピン打ち表の一行目だけ各種クラスター設定を行います。 一行目のクラスター間のネットワークのバリューリンク設定、および、カスタムマスターの親子設定などもすべて行っておきます。 残りの行は、専用の行コピー機能により、簡単にコピー可能です。( 「ピン打ち表設定を実行」)

③「ピン打ち表の行設定を確定(一行選択)」を実行

一行目のクラスターを全て選択状態にし、右クリックメニューから「ピン打ち表の行設定を確定(一行選択)」を実行します。

④ ピン打ち表設定を実行

一行目も含めて、ピン打ち表全体のクラスターを選択状態にします。 右クリックメニューから 「ピン打ち表設定を実行」 をクリックします。 ピン打ち表設定が正しく設定されると、ピン打ち表内のクラスターがオレンジ色に変わります。 この際、一行目に設定した各クラスターの詳細設定、ネットワークのバリューリンク設定、カスタムマスターの親子設定が、各行に自動でコピーされます。

以上が、ConMas Designer上で行うピン打ち機能の設定となります。

ピン打ち表の設定制限

行のクラスター個数、表の最大行数、使用可能なクラスター種別

  • 行のクラスター個数: 一行につき10個までクラスター配置が可能です(「ピンNo.クラスター」は含みません)。

  • 表の最大行数: MAX60行まで設定が可能です。

  • 使用可能なクラスター種別:下記の13種類となります。

    • キーボードテキスト

    • 数値選択

    • 数値

    • 時間数

    • 年月日

    • カレンダー年月日

    • 時刻

    • チェック

    • トグル選択

    • 単一選択

    • 複数選択

    • マスター選択

    • ピンNo.クラスター

「ピンNo.クラスター」は必ず各行の先頭に1つ配置します。

「ピンNo.配置クラスター」の総数 = 「ピンNo.クラスター」の総数

「ピンNo.配置クラスター」と「ピンNo.クラスター」は同数である必要があります。 配置個数が異なっていた場合、EXCEL取込み時、また、サーバー保存時にエラーとなります。

バリューリンク設定とカスタムマスター設定は同じ行内で設定

ネットワークのバリューリンク設定、カスタムマスターの親子設定は、同じ行内のクラスター間において設定可能です。 異なる行間での設定、および、表外のクラスターへの設定はできません。

ピン打ちがある場合に制限される機能

ピン打ち設定のある帳票定義では下記の設定ができません。

  • iPhone版関連の設定

  • 帳票コピー機能

  • クラスターの入力履歴機能

  • 「作成した帳票を排他ロック」を「しない」設定

  • 連携用テーブル作成機能(※1)

  • 一度編集保存されたクラスターを再編集不可にする機能

  • 仕訳定義に関する設定

※1 下記バージョン以下で設定できません。 ConMas Designer v.6.2.18070 ConMas Server v.6.2.18070

また、ピン打ち関連の設定が行われたクラスターに対しては下記の設定ができません 。 (同じ帳票定義内のピン打ち設定に関係のないクラスターに対してはすべて設定可能です。)

  • カーボンコピー設定

  • バリューリンク以外のネットワーク設定

  • マスター選択のデフォルト検索値設定

  • マスター選択の直接入力機能

  • 帳票名称自動作成の対象として設定

  • 帳票備考への入力値コピー設定

  • フォーカス入力待ち状態設定

  • デバイスコード分解設定

  • 記入不要マーク設定

1つのピンに対して撮影可能な画像数は2枚

点検箇所写真の Before/After を表現することができます。

  • 1つのピンに対して撮影可能な画像数が2枚なのは、下記バージョン以上のアプリです。 ・iOSアプリ 7.0.20022 ・ConMas Manager 7.0.20021 ・ConMas Designer 7.0.20021 バージョン 7.0.20020以前のiOSアプリで、写真2枚版の帳票定義/入力帳票を開くことはできません。

  • Windows版アプリは、バージョン 6.0.24110 でピン打ち機能に対応し、対応初期から、撮影可能な画像数は2枚です。

画像数が2枚対応版のConMas Designerで新規作成するピン打ち帳票は、必ず1つのピンで写真2枚の撮影が可能な定義となります。

過去作成した、1ピンでの写真が1枚のみ撮影可能なピン打ち帳票定義は、対応版ConMas Designerにて再度サーバー保存(リビジョンアップ)を行っていただくと、1つのピンで写真2枚撮影可能な定義となります。