i-Reporterアプリでのピン打ち操作

i-Reporterアプリでのピン打ちの基本操作

【手順】

  1. ピン打ちエリアをタップするとピンが打たれ、「ピン情報入力画面」が表示されます。

  2. 「ピン情報入力画面」にて、ピンの情報を入力し確定します。

  3. ピンの情報を確定すると、情報がピン打ち表に自動で入力されます。

ピン打ち帳票イメージ

ピン情報入力画面イメージ

写真撮影した場合のピンマークについて

写真撮影した場合にはピンマークの形状が、下三角▼となります。

写真撮影する場合には撮影方向を指定することができます。

指定したクラスターの値によるピンの色設定

ピン打ち表を構成する単一選択クラスターとの連携による色の変更が可能です。

単一選択クラスターの選択候補ごとに色を指定可能。

【例】 指定した単一選択 未仕掛、着手、完了と設定されている場合 ・未仕掛=赤色 ・作業中=水色 ・完了=青色 と設定が可能

一度設定したピンの編集操作

一度設定したピンに対して各種編集操作を行うことが可能です。 「ピンNo.」を長押し、「編集メニュー」を表示します。

編集操作の選択メニュー

編集操作の選択メニューから以下の編集が可能です。

  • ピンの削除

  • 入力情報の編集  「ピン情報入力画面」を表示

  • ピンの移動  「ピンマーク移動画面」を表示

  • ピンNo.の配置位置入れ替え

  • ピンNo.の番号入れ替え(位置の変更はなし)

  • ピンの位置を整理する

  • キャンセル

入力情報の再編集

「ピン情報入力画面」と「ピン打ち表」のどちらからでも、入力した情報の再編集が可能です。

ピンマークの移動

編集メニューから「ピンの移動」を選択します。 ●のピンマークを移動させる専用の「ピンマーク移動」画面が表示されます。 矢印キーのタップにより図面上のピンマーク位置を上下左右に移動可能です。

ピンNo.の配置位置入れ替え

編集メニューから「ピンNo.の配置位置入れ替え」を選択します。 選択した「ピンNo. 」が□で囲まれ、点滅します。 移動先の「ピンNo. 」を選択し、配置位置の入れ替えが可能です。

ピンNo.の番号入れ替え

編集メニューから「ピンNo.の番号入れ替え」を選択します。 選択した「ピンNo. 」が□で囲まれ、点滅します。 移動先の「ピンNo. 」を選択し、番号の入れ替えが可能です。

ピンの位置を整理する

編集メニューから「ピンの位置を整理する」を選択します。 ピン番号の位置をなるべく最適な位置に自動で配置し直します。

ピン番号をつめる

編集メニューから「ピン番号をつめる」を選択します。

ピン情報をコピーする

コピーボタンをタップすると同じ座標、入力内容で新しいピンを打ちます。

ピン打ちエリアへの図面や写真の貼り付け

帳票定義ではピン打ちエリアは白紙にしておいて、現場で図面や写真を貼り付けてピン打ちすることが可能です。 カメラ撮影、iOS写真アプリ、図書ライブラリーから画像を選択できます。

自動帳票作成での図面埋め込み

ピン打ちエリアの図面や画像は自動帳票作成で埋め込み可能です。 自動帳票作成の仕様に合わせて、ピン打ちクラスターに画像ファイルを設定することで、あらかじめ図面を設定した状態で入力前帳票を準備できます。 図面、画像の設定方法は従来の画像クラスターと同様となります。

自動帳票作成での設定方法について、詳細は 「管理者機能(ConMas Manager)」 > 「入力帳票を予め用意する」 > 「自動帳票作成」 > 「4.ファイル選択」 > 「【補足】クラスターに画像を入力する」 をご参照ください。

ピン打ちページのシートコピー

ピン打ちのページはコピーして増やすことができます。 コピー先のページでは、ピンNo.の番号が、コピー元において設定されている最大の『ピンNo. 番号+1から自動採番されます。 コピー元のページにおいて設定されている最大の『ピンNO.表行番号』が40の場合、コピー先のページでは必ず41から80までになります。

ConMas Managerでの帳票の参照

通常の帳票と同じように参照、PDFなどのダウンロードが 可能です。

仕訳表の作成

仕訳表の自動作成機能

ピン打ち機能と連動した仕訳表の自動作成が可能です。 仕訳表の作成用にひとつ単一選択クラスターを指定しておくことで、この選択肢ごとに仕訳した別の帳票をConMas Managerから出力可能です。

仕訳表用の帳票は、通常の帳票定義として作成します。 写真ページの作成も可能です。

仕訳処理のイメージ

1枚の「仕訳元のピン打ち帳票」から、仕訳用の単一選択クラスターの選択肢ごとに、新しく別の入力帳票を複数作成します。

「仕訳元のピン打ち帳票」内に設定した仕訳用の単一選択クラスターと、仕訳表内の単一選択クラスターを紐づけて仕訳処理が実行されます。

下記イメージ図の場合、仕訳元のピン打ち帳票から、「A業者」、「B業者」、「C業者」ごとに仕訳された帳票が作成されます。

仕訳表の帳票は、仕訳元ピン打ち帳票とは別の帳票定義から帳票が作成されます。

帳票定義のConMas Designerでの設定方法

仕訳表の帳票は、仕訳元ピン打ち帳票とは別の帳票定義を用意します。 仕訳元ピン打ち帳票の定義において、これとの連携情報を設定します。

仕訳処理でのクラスター値の移動

ルール1

仕訳元ピン打ち帳票のクラスター入力値は、仕訳表 帳票での同じクラスター名のクラスターにセットされます。

ピン打ち表に設定されていないクラスターの場合

同じクラスター名のクラスターにセットされます。 同名クラスターが複数存在した場合は、同じ入力値が入ります。

ルール2

仕訳元ピン打ち帳票のクラスター入力値は、仕訳表 帳票での同じクラスター名のクラスターにセットされます。

ピン打ち表に設定されているクラスターの場合

同じクラスター名のクラスターIDの若い順に入力値がセットされます。

仕訳処理の実行

仕訳表作成は、ConMas Managerの帳票詳細画面から 実行します。 仕訳処理が終わると、入力前帳票として仕訳帳票が自動で作成されます。 仕訳帳票の定義に、ラベルや帳票名称自動設定をおこなっておくと、帳票の管理や検索に便利です。

仕訳元ピン打ち帳票定義を利用した 仕訳表定義の作り方

仕訳元ピン打ち帳票と、仕訳表帳票を同じレイアウトにする場合は、 仕訳表定義の作成時に、ConMas Designerの「定義コピー機能」を利用すると 作成が早く便利です。

仕訳元定義を選択後、画面上部の「帳票定義をコピーする」をクリックします。

仕訳表での写真ページの作り方1

ピン情報入力画面で撮影した写真を仕訳表に表示する設定(写真1枚)

仕訳帳票側では、クラスター名を“PinImage”とした画像クラスターを用意することで表示可能です。

ピン情報入力画面で撮影した写真を仕訳表に表示する設定(写真2枚)

1つのピンで撮影した写真が2枚ある場合、クラスター名を1枚目の写真は“PinImage”、2枚目の写真は“PinImage2”とした画像クラスターを用意することで表示可能です。

点検箇所写真の Before/After を表現することができます。

仕訳表での写真ページの作り方2

ピン情報入力画面で撮影した写真を仕訳表に表示する設定

“PinImage”とセットで、クラスター名が“PinDetail”から始まるキーボードクラスターをレイアウトすると、設定によりピンの情報を表示させることが可能です。

クラスター名が“PinDetail”のクラスターIDの若い順に画像が設定されます。

【例】 仕訳表の帳票で、キーボードクラスターのクラスター名に“PinDetail;ピンNo;部屋名;是正業者名;確認日”と設定した場合の写真表作成イメージ例

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