帳票定義の改訂
最終更新
最終更新
一度サーバーにアップロードされた帳票定義(帳票の雛形、テンプレート)を改訂(更新)する手順です。
Excel 定義を出力する
ConMas Designerから Excel 定義を出力します。
Excel 定義を編集する
Microsoft Excelを使用して帳票定義を編集します。
Excel 定義をConMas Designerへ再取込みし、公開する
修正したExcel 定義をConMas Designerに取り込み、各種設定を行います。 設定後、帳票定義をサーバーへアップロードします。
改訂を行いたい帳票定義を、Excel形式で出力します。 帳票定義の出力はConMas Designerから行います。
【手順】
ConMas Designerを起動し、ログインします。
ConMas Designer画面左側の 「帳票定義リスト」から、改訂を行いたい帳票定義の帳票定義名をダブルクリックして開きます。
【該当の帳票定義が表示されていない場合は】
帳票定義は「公開ステータス」ごとに表示されます。 該当の帳票定義をどのような公開ステータスでサーバーへアップロードしたのかによって、 「帳票定義リスト」上部の「非公開」、「テスト公開」、「公開済み」のいずれかに表示されます。
帳票定義編集画面が開いたら画面上部の「EXCEL定義出力」をクリックして、帳票定義をExcel形式で出力します。
ConMas Designerから出力した帳票定義ファイルをExcelで開き、Excelのレイアウト変更や、アドインを使ったクラスターの設定などの編集を行います。
クラスターの設定方法は、新規に帳票定義を作成する場合と同じです。
【クラスターを解除するには】
下記いずれかの手順で、クラスターに設定したセルのクラスター化を解除できます。
該当のセルを選択し、ConMas EXCEL COM Add-in の 「ConMas i-Reporter 種別設定」画面下部にある「解除」をクリック
Excelファイル上で該当セルを右クリック > 「メモの削除」でセルのメモを削除 ※クラスター情報は、各セルの「メモ」に保持されています。 ※「メモの編集」は行わないでください。
【「ExcelOutputSetting」シートについて】
ConMas Designerから出力した Excel帳票定義 ファイルには、「ExcelOutputSetting」シートが追加されています。 このシートには、帳票定義の各種設定情報が xml 形式で記述されています。 帳票定義情報の保持のためシート名称を変更したり、シート削除したりしないようにしてください。 また、同一シート名称も使用しないでください。
各クラスターにはそれぞれ 「クラスターindex」と言う一意の数値が設定されます。 ConMas EXCEL COM Add-in の 「ConMas i-Reporter 種別設定」画面 > 「クラスターindex」で任意のクラスターindexを設定できます。 設定されていない場合は、ConMas Designerへの取り込み時に自動で採番、設定されます。
既にクラスターindex が設定されているセルをコピー& ペーストした場合、クラスターindex が重複します。 その場合は、ペーストしたセルに対してConMas EXCEL COM Add-in の 「ConMas i-Reporter 種別設定」画面で一意のクラスターindex を手動で設定するか、クラスターindex を空欄にします。
印刷範囲が正しく設定されていることを確認します。 レイアウト変更等で印刷範囲の設定が変わっている場合は、Excelの「ページレイアウト」 から改めて 「印刷範囲のクリア」 > 「印刷範囲の設定」 を行います。
編集完了後、Excel帳票定義 ファイルを上書き保存します。
Excel上での編集完了後、ConMas DesignerへExcel帳票定義を再取込みし、公開します。 このとき、改訂前の帳票定義を表示した状態で、修正したExcel帳票定義ファイルを取込みます。
【手順】
ConMas Designerにて、改訂を行う帳票定義を開きます。
「改訂を行う帳票定義」が開かれている状態で、ConMas Designer画面上部の「帳票定義情報設定」タブ > 「EXCELファイルから作成する」をクリックします。
既存の帳票定義を改訂する場合は、必ずConMas Designer画面に 改訂前の帳票定義を表示している状態で Excel帳票定義ファイル取込みを行ってください。
帳票定義を表示させずにExcel 帳票定義を取込み、サーバーへ保存すると、「新規帳票定義」として登録されます。
Excel帳票定義ファイルがConMas Designerに取込まれますので、必要な編集を行った後、「Designer」タブをクリック > 画面上部にある「公開する」をクリックして帳票定義をサーバーへアップロードします。
Excel帳票定義ファイルをConMas Designerに取込む際に表示される 「クラスターindexを採番し直しますか?…」 の画面では、設定済みのクラスターindexに対する処理方法を選択します。
クラスターindexはクラスターを識別するためにシート単位でクラスターに割り振られる値で、Excel帳票定義ファイルをConMas Designerに取込む際に 「採番し直す」 「採番し直さない」 のいずれかを選択できます。
採番し直す(画面の 「はい」 をクリックする)場合
帳票定義内の全てのクラスター(クラスターindexが未採番のクラスターと、既に採番され設定が行われているクラスター両方)に対し、再度クラスターindexを自動で割り当てます。 クラスターindexは、クラスターの位置を識別して帳票定義画面の左上から右下に向かって自動で採番されます。
【クラスターindexを「採番し直す」場合の注意点】
クラスターindex「採番済み」 クラスターの間に、クラスターindex 「未採番」 のクラスターが存在した場合、現在設定されているindexが変わる場合があります。 入力データを他のシステム等に連携する際、クラスターindexで関連付けを行っている場合は、その内容を見直す必要が生じます。基本的には、運用開始後の帳票定義ではクラスターindexを変更しないようお願いいたします。
計算式、ネットワーク設定、カーボンコピー設定などで利用されているクラスターIndexの値は、整合性を保つように変更します。
採番し直さない(画面の 「いいえ」 をクリックする)場合
クラスターindex「採番済み」 クラスターのindex番号はそのまま、クラスターindexが 「未採番 (空欄) 」 のクラスターにのみ、 新たな番号を割り当てます。
ConMas EXCEL COM Add-in の 「ConMas i-Reporter 種別設定」画面でクラスターindexを手動で設定している場合は、「採番し直さない(画面の 「いいえ」 )」を選択します。
i-Reporterでは、帳票定義を改訂することを「リビジョンアップ」と呼びます。
帳票定義や入力帳票は、それぞれある編集タイミングでの内容を履歴(リビジョン)として残し、編集後の帳票定義/入力帳票を新たなリビジョンとして作成します。すなわち、改訂が行われるたびに「履歴を重ねる」ことになり、リビジョンが上がっていきます。 リビジョンが上がる操作を「リビジョンアップ」と呼びます。
帳票定義の場合、「公開済み」の帳票定義をConMas Designerで開き、「保存する」、「公開する」、「テストする」のいずれかをクリックしたタイミングでリビジョンが1つ上がります。 個々のリビジョンごとに 「帳票定義ID(定義ID)」 と 「リビジョン番号」 が付与さます。 「帳票定義ID(定義ID)」 と 「リビジョン番号」は、 ConMas Designer や ConMas Manager で確認することができます。
「現在編集中の帳票定義が存在します。…」のメッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。
STEP 2で編集、保存したExcel帳票定義ファイルを選択し、「開く」をクリックします。 「クラスターindexを採番し直しますか?…」のメッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。