帳票定義ファイルの出力/ConMas Designerへの再取り込み
帳票定義ファイルの出力について
ConMas Designerで作成した帳票定義は、下記形式でConMas Designerから出力することができます。
Excelファイル形式 帳票定義の改訂を行う際に使用します。 出力したExcel帳票定義ファイル上でレイアウト変更などを行い、ConMas Designerに再度取り込むことで、帳票定義を更新します。
xmlファイル形式 別環境への帳票定義移行など、環境を跨ぐ帳票定義の受け渡しに使用します。
【注意】
帳票定義xmlファイルの編集は行わないでください。
帳票定義xmlファイルを直接編集した場合、動作保証の範囲外となります。 帳票定義の編集は、ConMas Designer上 もしくは 帳票定義Excelファイル上で行ってください。
帳票定義 Excelファイルの出力
帳票定義を、クラスターのパラメーターや定義情報が含まれるExcelファイルとして出力することができます。
シートやクラスターの追加、レイアウトの修正などをExcel上で行い、再度ConMas Designerに取り込んで帳票定義の更新、新規作成ができます。

EXCEL定義出力
ConMas Designer上部メニューの「EXCEL定義出力」より、帳票定義Excelファイルを出力することができます。 任意の名前を付けてPCに保存してください。

帳票定義の内容によっては、出力に少し時間がかかる場合があります。 出力完了後はメッセージが表示されます。

Excelファイル取り込みで作成されていない帳票定義(PDFや画像から作成した帳票定義)は「EXCEL定義出力」メニューが表示されず、EXCELファイルとして出力できません。
出力に関する注意点
ConMas Designerへの帳票定義Excelファイル取り込み時と同様に、出力の際も、該当PCにOffice製品がインストールされている必要があります。
インストールが必要なOffice製品のバージョンは、「動作環境 > ConMas Designer」をご参照ください。
EXCELファイルの互換性の問題によって、帳票定義EXCELファイルが出力できない場合があります。
例えば、Excel 2010 で作成された帳票定義を Excel 2007がインストールされたPCで出力する場合、ファイル内にExcel 2007 と互換性のないオブジェクトが含まれているとエラーとなります。

出力したファイルに追加されるシート(ExcelOutputSetting)
出力したExcelファイルには「ExcelOutputSetting」シートが新規追加されます。 シートには帳票定義の設定情報がxml形式で記述されています。 (クラスター情報は各セルのコメントに書き込まれます。)
帳票定義情報の保持のため、下記にご注意ください。
「ExcelOutputSetting」シートのシート名称の変更をしないでください。
他シートに「ExcelOutputSetting」シートと同じシート名を付けないでください。
「ExcelOutputSetting」シートの内容を直接編集しないでください。
クラスター情報のみをConMas Designerへ取り込みたい場合は、 「ExcelOutputSetting」シートを削除してからConMas Designerへ取り込みます。

帳票定義 xmlファイルの出力
ConMas Designer上部メニューの「帳票定義をローカル保存」より、帳票定義Excelファイルを出力することができます。
帳票定義xmlファイルは主に、別環境への帳票定義移行など、環境を跨ぐ帳票定義の受け渡しに使用します。

【注意】
帳票定義xmlファイルの編集は行わないでください。
帳票定義xmlファイルを直接編集した場合、動作保証の範囲外となります。 帳票定義の編集は、ConMas Designer上 もしくは 帳票定義Excelファイル上で行ってください。
帳票定義 Excel ファイルの再取り込み
新規に帳票定義を作成するには
新規に帳票定義を作成する場合は、「帳票定義を作成する」 > 「EXCELファイルから作成する」より新規作成します。
出力元の帳票定義を更新するには
既存の帳票定義を開いて編集画面を表示し、「帳票定義情報設定」タブで「EXCELファイルから作成する」を選択します。 ダイアログが表示されるので「はい」を選択し、出力したExcelファイルを選択します。

Excelファイルの取り込みが開始され、編集画面が再取込した内容に変わります。 サーバーへの保存、公開を行うと既存の帳票定義がリビジョンアップされます。
編集した帳票定義 Excel ファイルを再取り込みする際の注意点
出力した帳票定義Excelファイルに対してシートの挿入/入替/削除を行った場合、ConMas Designerで設定済みの定義情報の整合性を保つために、再取込み時に下記の処理を行います。
シート名称を変更した場合
名称が変更されたシートは新規に挿入されたシートとして扱われます。 クラスターのパラメーター設定はセルに残りますが、ネットワーク設定やカーボンコピー設定などは破棄されます。
別のシートから名称を変更したシートのクラスターを含む計算式、ネットワーク設定、カーボンコピー設定がある場合、下記の「シートまたはクラスターを削除した場合」の処理も行われます。
すべての設定を残したい場合は、ConMas Designerでシート名称を変更してから出力してください。
帳票定義Excelファイル上でシート名を変更すると、下記設定 “以外” は破棄されます。
各クラスタ―の「入力パラメータ設定」画面で設定する内容(※)
クラスター備考
表形式設定
※「入力パラメータ設定」画面で設定する内容のうち以下は例外となり、破棄されます。
アクションクラスター:アクション種別「Gateway連携」のPOST設定
アクションクラスター:アクション種別「一括クリア」のクリア対象とするクラスターの指定
Scanditクラスターの読取データ表設定
マスター選択クラスターのマスターキー
シートまたはクラスターを削除した場合
削除されたシートまたはクラスターに、計算式、ネットワーク設定、カーボンコピー設定が含まれている場合、参照先がなくなります。
ネットワーク、カーボンコピーの参照先が削除された場合、その情報を破棄します。
計算式、自動帳票名称作成設定の参照先が削除された場合、不正な参照先を「#REF」に変換します。 【例】 計算式 = S1C10+S2C10 の時、シートNo.2のシートを削除して参照先が不正となった場合、ConMas Designerへの再取込み時には、計算式 = S1C10+#REF という表示に変換されます。
計算式に「#REF」が含まれる場合、サーバーへのテスト公開 または 公開保存 の際にエラーとなります。
再取り込み時のクラスターindex再採番について
クラスターindexは、クラスターを識別するためにシート単位でクラスターに割り振られる値のことです。 ConMas Designerに帳票定義を取り込む際は、クラスターindexを再採番するかどうかの確認画面が表示されます。

採番し直した場合、計算式、ネットワーク設定、カーボンコピー設定などで利用されているクラスターindexの値を整合性を保つように変更します。
採番し直さない場合、既存のクラスターのindexはそのままに、クラスターindexが割り当てられていないクラスターにのみ新たな番号を割り当てます。
帳票定義の更新時にクラスターindexを採番し直した場合は、下記の問題にご注意ください。
既にその帳票が外部システムと連携して運用されている場合 クラスターのindexが変わることにより、システム連携に不整合が発生します。
ConMas Manager「データー出力機能」のCSVを利用している場合 出力対象の各帳票のクラスター情報はindex順に一行一帳票で複数行で出力されます。 クラスターのindex が変わることにより、各帳票の出力項目の順番が変わりますので、CSVの利用に注意が必要です。
クラスターindexの採番は、各シートの左上から右下へ向かって実行されます。 これを、上から下や、左から右など、順番を変更して自動採番する機能はありません。
クラスター index に関する注意事項
クラスターとして設定されたセルをコピーするとコメントもコピーされるため、クラスター index が重複します。
【例】 クラスター index 2 のセルを index 3 のセルにコピーした場合、クラスター index 「2」 が重複します。

クラスター index はシート内で重複できません。重複を防ぐには以下の方法があります。
ConMas Designerへの取り込み時に再採番する。
クラスターindex再採番確認画面で「はい」をクリックする(再採番する)場合 帳票定義内の全てのクラスターを対象に、クラスターindexの再採番が実行されます。
クラスターindex再採番確認画面で「いいえ」をクリックする(再採番しない)場合 ConMas Designerへの取り込み前に、コピーしたセルのクラスター index を、アドインで空欄にしておきます。 クラスタ―index再採番確認画面で「いいえ」をクリックした場合、クラスターindex欄が空欄のセルのみ、他のクラスターとindexが重複しないよう採番されます。
コピーしたセルのクラスター index をアドインで重複しないように手動で設定しなおす。
セルをコピーせずに(またはコメントを削除して)新たなクラスターとして設定し、ConMas Designerで入力パラメータを設定しなおす。
再採番等で既存のクラスターindex を変更すると、外部システム連携でのindex の不一致や、CSV出力時の順序が入れ替わるためCSV取り込みなどで、予期しない動作をする可能性があります。
再取り込み時のクラスター index の採番例
【例】
ConMas Designerでネットワーク設定を行った帳票定義Excelファイルに、クラスター index を空欄にしたクラスターを2つ追加したものを再取り込みした場合の例です。
元の帳票定義では、クラスター index 2 からクラスター index 3 へネットワーク設定がされています。 帳票定義Excelファイル上で、クラスタ― index 2 とクラスター index 3 よりも上に クラスターを2つ挿入します。

この帳票定義ExcelファイルをConMas Designerに取り込む際、「採番し直しを実行した場合」と「採番し直しを実行しない場合」、それぞれ次のようなクラスタ―indexになります。
採番し直しを実行した場合
すべてのクラスター index を採番し直します。 元の index 2-3 のネットワークは、新しく採番された index 4-5 のネットワークとなります。

採番し直しを実行しない場合
新しいクラスターに、既存の index 番号の続きから採番を行います。index 2-3 のネットワークは変更がないのでそのままとなります。

クラスター index が重複している場合
再取込み時にクラスターindexの重複が発生していた場合、採番し直したとしても、ネットワーク情報などが正常に反映されない場合があります。
【例】クラスターindexの採番し直し
帳票定義Excelファイル上で、クラスター index 2 とクラスター index 3 よりも上に クラスタ―を2つ挿入し、そのうちの1つに、ConMas EXCEL COM Add-inを使用してクラスター index 3 を設定します。 これにより、既存クラスターとクラスタ― index の重複が発生します。

この帳票定義ExcelファイルをConMas Designerに再取り込みし、クラスターindex番号の採番し直しを実行した場合、各クラスターの index は下記のようになります。

A indexの指定がないので、自動採番でindex=2が自動設定されます。
B 変更の必要がなかったため、帳票定義Excelファイル上で指定されたindex=3を保持します。
C 上に2つクラスタ―が追加されたため、index=2からindex=4に変更されます。
D 上に2つクラスタ―が追加されたため、index=3からindex=5に変更されます。
【例】クラスターindexの採番し直し後のネットワーク設定
帳票定義で、クラスター index 2 からクラスター index 3 へネットワーク設定がされています。 帳票定義Excelファイル上で、クラスター index 2 とクラスター index 3 よりも上に クラスタ―を2つ挿入し、そのうちの1つに、ConMas EXCEL COM Add-inを使用してクラスター index 3 を設定します。 これにより、既存クラスターとクラスタ― index の重複が発生します。

ネットワークなどの設定は、採番をし直す前のクラスターindexを元に新しいindexに書き換えられます。 クラスターindexが重複している場合は、内部処理で先に見つかったクラスターを対象にしてネットワーク設定の情報が書き換えられます。
上記の例では、期待される設定「クラスターindex 4 から 5」ではなく、「クラスターindex 4 から 3」のネットワークが作成されます。

EXCEL定義出力時の計算式出力
EXCELファイルから帳票定義を作成する際に、計算式クラスターのセルにEXCEL関数を使用していた場合、EXCEL定義出力したファイルの元のセルに計算式を出力します。

ConMas Designer上で作成したクラスターについて
ConMas Designer上で作成したクラスターの再取り込み
Excel取込み後にConMas Designer上で「クラスターモード:配置」を使用して作成したクラスターは、セル位置情報を持たないため、EXCEL定義出力で出力したExcelファイル上のセルには表示されません。 該当のクラスターの情報は、「ExcelOutputSetting」シートに保持されており、再度ConMas Designerへ取り込むことでクラスターとして表示されます。
下記クラスターは、EXCELファイル上での設定が前提となるクラスター種別であるため、上記仕様の対象外です。
計算式クラスター
時刻計算クラスター
ピン打ちクラスター
ピンNo.配置クラスター
ピンNo.クラスター
これらのクラスター種別をConMas Designer上で作成した場合、その帳票定義をExcel出力すると、作成したクラスター情報は保持されず破棄されます。
ConMas Designer上で作成したクラスターをEXCEL定義出力時に保持する機能は、ConMas Designer 6.3.19110 以降でご利用いただけます。 これより過去のバージョンでは、ConMas Designer上で作成したクラスター情報は保持されず破棄されますのでご注意ください。
ConMas Designer上で作成したクラスターの制限
ConMas Designer上で作成したクラスターに関しては、下記の制限があります。 不都合が生じる場合は、クラスターの作成をAdd-inツールを用いてEXCELファイル上で実施してください。
EXCEL上でシート名称を変更すると、ConMas Designer上で作成したクラスター情報は消失します。 新規シート扱いになるためです。同様にネットワーク設定などの各種設定も消失します。 シート名称を変更したい場合は、ConMas Designer上で「シート情報設定」からシート定義名称を変更してください。
EXCEL上でシートをコピーしても、ConMas Designer上で作成したクラスター情報はコピーされません。 「ExcelOutputSetting」シート内に情報を保持しているためシートのコピーでは情報がコピーされません。
ConMas Designer上で作成したクラスターは、EXCEL上で表示されないため編集/削除ができません。 ConMas Designer上での編集・削除をお願いします。
ConMas Designer上で作成したクラスターは、EXCEL上で表示されないため計算式クラスターの対象にできません。 計算式の対象にしたいクラスターは、ConMas EXCEL COM Add-inを使用してEXCEL上でクラスター種別設定を行う必要があります。
EXCEL上でセルの行列を追加/削除しても、ConMas Designer上で作成したクラスターの位置は追従しません。 EXCEL定義出力した時点のクラスターの座標位置を保持しているため、EXCELファイル上で行・列の挿入や削除を行っても、再取込み後のクラスターの位置はそれに応じて追従しません。 再取込み後にクラスター位置を調整してください。

背景画像の縦横比が変化した場合、ConMas Designer上で作成したクラスターの位置とサイズも変化します。 各クラスターの配置位置は背景画像に対する比率で保持しています。 このため、背景画像となる印刷範囲設定の縦横比が変化すると、クラスターの配置と縦横比もこれに応じて変化します。再取込み後にクラスター位置とサイズを調整してください。 また、極端な印刷範囲の縦横幅の増減はお控えください。
環境が異なる端末間でEXCELファイル取込みを実施した場合、環境の差異によって背景画像に差異が発生する可能性があります。 その場合、背景画像に対してクラスターがずれたように見える可能性があります。 帳票のレイアウトに変わりがない場合でも、環境が異なる端末間でEXCELファイル取込みを実施した場合、EXCELのバージョンやプリンタードライバー等の環境の差異により、背景画像の余白やサイズに差異が発生する可能性があります。 しかし、ConMas Designer上で作成したクラスター情報はそのままのため、相対的に背景画像に対してクラスターがずれたように見える可能性があります。 これはクラスターがずれた訳ではなく背景画像側がずれるために発生します。 クラスター位置とサイズを厳密に管理したい場合は、ConMas Designer上でのクラスター作成ではなく、ConMas EXCEL COM Add-inを使用してEXCEL上でクラスター種別設定を行ってください。
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