EXCEL定義の出力/ConMas Designerへの再取り込み
最終更新
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帳票定義ExcelファイルをConMas Designerに取り込んで作成した帳票定義を、クラスターのパラメーターや定義情報が含まれるExcelファイルとして書き出すことができます。
シートやクラスターの追加、修正をExcelで行い、再度ConMas Designerに取り込んで帳票定義の更新、新規作成ができます。
帳票定義ExcelファイルをConMas Designerに取り込んで作成した帳票定義を開くと、上部メニューに「EXCEL定義出力」が表示されます。 これをクリックし、任意の場所に名前を付けてPCに保存してください。
出力には少し時間がかかる場合があります。出力完了後はメッセージが表示されます。
Excelファイル取り込みではない帳票定義(PDFや画像から作成した帳票定義)の場合は「EXCEL定義出力」メニューは表示されず、EXCELファイルとして出力することはできません。
取り込みと同様に、出力の際にもOffice製品(Excel 2007 SP2以降)のインストールが必要です。
EXCELファイルの互換性の問題によって、帳票定義EXCELファイルが出力できない場合があります。
例えば、Excel 2010 で作成された帳票定義を Excel 2007がインストールされたPCで出力する場合、ファイル内にExcel 2007 と互換性のないオブジェクトが含まれているとエラーとなります。
出力したExcelファイルには「ExcelOutputSetting」シートが新規追加されます。 シートには帳票定義の設定情報がxml形式で記述されています。 (クラスター情報は各セルのコメントに書き込まれます。)
「ExcelOutputSetting」シートは帳票定義情報の保持のため、シート名称の変更をしないでください。 また、同じシート名を利用しないようにしてください。
クラスター情報のみをConMas Designerへ取り込みたい場合は、 「ExcelOutputSetting」シートを削除してからConMas Designerへ取り込みます。
新規に帳票定義を作成する場合は、「帳票定義を作成する」 > 「EXCELファイルから作成する」より新規作成します。
既存の帳票定義を開いて編集画面を表示し、「帳票定義情報設定」タブで「EXCELファイルから作成する」を選択します。 ダイアログが表示されるので「はい」を選択し、出力したExcelファイルを選択します。
Excelファイルの取り込みが開始され、編集画面が再取込した内容に変わります。 サーバーへの保存、公開を行うと既存の帳票定義がリビジョンアップされます。
出力した帳票定義Excelファイルのシートを挿入、入替、削除した場合、ConMas Designerで設定済みの定義情報の整合性を保つために再取込み時に以下の処理を行います。
名称が変更されたシートは新規に挿入されたシートとして扱われます。 クラスターのパラメーター設定はセルに残りますが、ネットワーク設定やカーボンコピー設定などは破棄されます。
別のシートから名称を変更したシートのクラスターを含む計算式、ネットワーク設定、カーボンコピー設定がある場合、下記の「シートまたはクラスターを削除した場合」の処理も行われます。
すべての設定を残したい場合は、ConMas Designerでシート名称を変更してから出力してください。
「入力パラメータ設定」画面で設定する内容(※)、クラスター備考、表形式設定 “以外” は破棄されます。
※「入力パラメータ設定」画面で設定する内容のうち以下は例外となり、破棄されます。
アクションクラスター:アクション種別「Gateway連携」のPOST設定
アクションクラスター:アクション種別「一括クリア」のクリア対象とするクラスターの指定
Scanditクラスターの読取データ表設定
マスター選択クラスターのマスターキー
削除されたシートまたはクラスターに、計算式、ネットワーク設定、カーボンコピー設定が含まれている場合、参照先がなくなります。
ネットワーク、カーボンコピーの参照先が削除された場合、その情報を破棄します。
計算式、自動帳票名称作成設定の参照先が削除された場合、不正な参照先を「#REF」に変換します。 【例】 計算式 = S1C10+S2C10 の時、シートNo.2のシートを削除して参照先が不正となった場合、ConMas Designerへの再取込み時には、計算式 = S1C10+#REF という表示に変換されます。
計算式に「#REF」が含まれる場合、テスト公開または公開保存の際にエラーとなります。
クラスターindexは、クラスターを識別するためにシート単位でクラスターに割り振られる値のことです。
初回取り込み時には自動で割り振られ、再取り込み時には採番し直すかどうかを選ぶことができます。
採番し直した場合、計算式、ネットワーク設定、カーボンコピー設定などで利用されているクラスターindexの値を整合性を保つように変更します。
採番し直さない場合、既存のクラスターのindexはそのままに、クラスターindexが割り当てられていないクラスターにのみ新たな番号を割り当てます。
クラスターとして設定されたセルをコピーするとコメントもコピーされるため、クラスター index の値が重複します。
【例】 クラスター index 2 のセルを index 3 のセルにコピーした場合
クラスター index はシート内で重複できません。重複を防ぐには以下の方法があります。
取込時に再採番する。
コピーしたセルのクラスター index をアドインで空欄にする。空欄のセルは取り込み時に重複しないよう採番されます。
コピーしたセルのクラスター index をアドインで重複しないように設定しなおす。
セルをコピーせずに(またはコメントを削除して)新たなクラスターとして設定し、ConMas Designerでパラメータを設定しなおす。
再採番等で既存のクラスターindex を変更すると、外部システム連携でのindex の不一致や、CSV出力時の順序が入れ替わるためCSV取り込みなどで、予期しない動作をする可能性があります。
【クラスター index の採番し直しの例】
ネットワークを設定した帳票定義Excelに、クラスター index を空欄にしたクラスターを2つ追加したものを再取込した場合の例です。
再取込み時にクラスターindexの重複が発生していた場合、採番し直したとしても、ネットワーク情報などが正常に反映されない場合があります。
上記を再取込みし、クラスターindex番号の採番し直しを実行した場合、各クラスターの index は下記になります。
ネットワークなどの設定は採番をし直す前のindexを元に、新しいindexに書き換えられます。 このため、取り込み時にindex の重複があると、下記の問題が発生します。
重複している場合は、内部処理で先に見つかったクラスターを対象にしてネットワーク情報が書き換えられます。上記の例では、期待される設定「index 4 から 5」ではなく、「index 4 から 3」のネットワークが作成されます。
EXCELファイルから帳票定義を作成する際に、計算式クラスターのセルにEXCEL関数を使用していた場合、EXCEL定義出力したファイルの元のセルに計算式を出力します。
計算式の出力はDesigner Ver.4.2.4866 以上で対応しています。
EXCEL取込み後にConMas Designer上で作成したクラスターは、EXCEL定義出力したEXCELファイル上にクラスター情報を保持します。
計算式、時刻計算、ピン打ち、ピンNo.配置、ピンNo.クラスターは EXCELファイル上での設定が前提となるクラスター種別であるため対象外となります。
これらのクラスター種別をConMas Designer上で作成した場合、その帳票定義をExcel出力すると、作成したクラスター情報は保持されず破棄されます。
V6.3.19110以降のDesignerで有効となります。 これより過去のDesignerバージョンでは、ConMas Designer上で作成したクラスター情報は保持されず破棄されますのでご注意下さい。
ConMas Designer上で作成したクラスターはセル位置情報を持たないため、出力したEXCELファイル上のセルには表示されません。 該当のクラスターの情報は、「ExcelOutputSetting」シートに保持されています。
該当のクラスターは、再度ConMas Designerへ取り込むことでConMas Designer上に表示されます。
ConMas Designer上で作成したクラスターに関しては、下記の制限があります。 不都合が生じる場合は、クラスターの作成をAdd-inツールを用いてEXCELファイル上で実施して下さい。
EXCEL上でシート名称を変更すると、ConMas Designer上で作成したクラスター情報は消失します。 →新規シート扱いになるためです。同様にネットワーク設定などの各種設定も消失します。 シート名称を変更したい場合は、Designer上で「シート情報設定」からシート定義名称を変更して下さい。
EXCEL上でシートをコピーしても、ConMas Designer上で作成したクラスター情報はコピーされません。 →「ExcelOutputSetting」シート内に情報を保持しているためシートのコピーでは情報がコピーされません。
ConMas Designer上で作成したクラスターは、EXCEL上で表示されないため編集/削除ができません。 →Designer上での編集・削除をお願いします。
ConMas Designer上で作成したクラスターは、EXCEL上で表示されないため計算式クラスターの対象にできません。 →計算式の対象にしたいクラスターはAdd-inツールを用いたEXCEL上でのクラスター種別設定が必要です。
EXCEL上でセルの行列を追加/削除しても、ConMas Designer上で作成したクラスターの位置は追従しません。 EXCEL定義出力した時点のクラスターの座標位置を保持しているため、EXCELファイル上で行・列の挿入や削除を行っても、再取込み後のクラスターの位置はそれに応じて追従しません。 再取込み後にクラスター位置を調整してください。
背景画像の縦横比が変化した場合、ConMas Designer上で作成したクラスターの位置とサイズも変化します。 各クラスターの配置位置は背景画像に対する比率で保持しています。このため、背景画像となる印刷範囲設定の縦横比が変化すると、クラスターの配置と縦横比もこれに応じて変化します。再取込み後にクラスター位置とサイズを調整してください。 また、極端な印刷範囲の縦横幅の増減はお控えください。
環境が異なる端末間でEXCELファイル取込みを実施した場合、環境の差異によって背景画像に差異が発生する可能性があります。 その場合、背景画像に対してクラスターがずれたように見える可能性があります。 帳票のレイアウトに変わりがない場合でも、環境が異なる端末間でEXCELファイル取込みを実施した場合、EXCELのバージョンやプリンタードライバー等の環境の差異により、背景画像の余白やサイズに差異が発生する可能性があります。 しかし、ConMas Designer上で作成したクラスター情報はそのままのため、相対的に背景画像に対してクラスターがずれたように見える可能性があります。 これはクラスターがずれた訳ではなく背景画像側がずれるために発生します。 クラスター位置とサイズを厳密に管理したい場合は、ConMas Designer上でのクラスター作成ではなく、Add-inツールを用いたEXCEL上でのクラスター種別設定が推奨です。 ※下図は現象を分かり易くするため極端な例を示しています。