マスター選択デフォルト検索値設定
マスター選択デフォルト検索値設定
ネットワークで繋いだ先行クラスター(複数可)の入力値が、後続となるマスター選択クラスターフィールドのデフォルト検索値となり、検索を実行した状態でマスターデータを表示できます。
下記の例では、キーボードテキストクラスターへ「TEXT1」という文字列を入力後、マスター選択クラスターをタップすることで、フィールド1を「TEXT1」で検索した結果が表示されています。

【設定手順】
マスター選択クラスターのデフォルト検索値に使用したいクラスターを先行、マスター選択クラスターを後続としたネットワークを設定します。
「ネットワーク一覧」から該当のネットワーク設定を右クリック > 「マスター選択デフォルト検索値設定」をクリックします。 「マスター選択デフォルト検索値設定」画面が開きます。
マスター選択クラスターに設定されているカスタムマスターデータの中で、ネットワーク先行クラスターの値で検索を行いたい「フィールド名称」にチェックを付けます。
「マスター選択デフォルト検索値設定」画面では、手順1のネットワーク設定でネットワーク先行に設定されているクラスター(デフォルト検索値に使用するクラスター)のデータ型と同一データ型のフィールドのみが、選択候補として表示されます。
【例】 ネットワーク先行クラスターが下記クラスター種別の場合、表示される選択候補のフィールドは下記の通りです。
キーボードテキストクラスター:データ型が「text」のフィールド および レコードキー、レコードバリュー(親バリュー)
数値クラスター:データ型が「numeric」のフィールド
年月日クラスターやカレンダー年月日クラスター:データ型が「date」のフィールド
時刻クラスター:データ型が「time」のフィールド
チェッククラスター:データ型が「bool」のフィールド
「OK」ボタンをクリックして設定を保存します。

マスター選択デフォルト検索値設定の制限
マスター選択デフォルト検索値設定が行われているネットワークの先行クラスターが、別のネットワークの先行クラスターでもある場合、(つまり、先行クラスターで枝分かれになるネットワーク設定が行われている場合)、「後続クラスターのインプット部品を自動表示」の設定が不可となります。
iOS版i-Reporterアプリにおける制限です。
制限を受けません
制限を受けます 先行クラスターで枝分かれとなるネットワーク設定が行われている
制限を受ける場合、「後続クラスターのインプット部品を自動表示」の設定が表示されず自動でOFFの設定になりますが、「ConMas i-Reporter Windows版で使用」にチェックを入れることで設定が可能になります。
最終更新