帳票定義Excelファイルをi-Repo Designerに取り込む
概要
Excelで作成した帳票レイアウトにクラスター情報を設定してi-Repo Designerに取り込むことで、クラスターを配置済みの帳票定義が作成されます。 Excel上でのクラスター情報の設定には、専用のExcelアドイン(i-Repo EXCEL COM Add-in)を使用します。
Excelを取り込んだ帳票定義から作成された入力帳票は、クラスターの入力値をセルに反映したExcelファイルとして出力できます。
Excelファイルの各要素と帳票定義の関連
Excelファイルの各要素と i-Reporter の帳票定義の各要素との関連は下記のとおりです。
ブック(ファイル)
帳票
ファイル名が帳票名称に設定されます。 i-Repo Designerで変更も可能です。
ワークシート
シート
ワークシート名が帳票シート名称に設定されます。 i-Repo Designerで変更も可能です。
セル
クラスター
セルに取り込み用のコメントを設定します。
Excelファイル名と帳票定義名称
帳票定義Excelファイルのファイル名=帳票定義名称
Excelファイルのブック1つが、1つi-Reporter帳票定義になります。 Excelファイル取込時、そのExcelファイル名が帳票定義名称として設定されます。 i-Repo Designer上で帳票定義名称を手動で変更することも可能です。
Excelファイルのシート名と帳票定義のシート定義名称
帳票定義Excelファイルのシート名=帳票定義のシート(シート定義)名称
Excelブックのワークシート1枚が、帳票定義の1シート(シート定義)に対応します。 複数ページの帳票定義を作成する場合は、シートを複数に分けたExcelファイルを作成します。 ワークシートの左から順に、シート定義1,2,3…が作成されます。 Excelブックのワークシート名が、そのまま帳票定義のシート定義名称になります。
Excelファイルのセルと帳票定義のクラスター
帳票定義Excelファイルのセル=帳票定義のクラスター
Excelブックのワークシート内にあるセルが、帳票定義のクラスターに対応します。 帳票のレイアウトに応じて結合セルを作成してください。 クラスターにしたいセルは、Excel上で、i-Repo EXCEL COM Add-inを使用してクラスター設定を行います。
Excelファイルのセルの書式設定反映
Excelで設定したセル書式の一部は、i-Repo Designer取込み時にクラスター設定へ反映されます。 反映される書式設定は、下記の3つです。
文字サイズ
太さ
配置指定
計算式とExcel関数
計算式は、Excelファイル上で、「計算式クラスター」または「時刻計算クラスター」と設定したセルに記述します。i-Repo Designerへ帳票定義Excelファイルを取り込むと、i-Reporter用の計算式/関数に変換されます。
i-Reporter上で、Sはシートを、Cはクラスターを意味します。 【例】 S1C19:シート1、index19のクラスター

Excel関数のi-Repo Designerへの取り込み
Excel関数はExcelファイル上で記述し、i-Repo Designerへ取り込んだ場合のみ有効になります。 i-Repo Designer上でExcel関数の編集はできません。 計算式を修正する場合は、一度i-Repo DesignerからExcelファイルを出力してExcelファイル上で編集を行い、再度i-Repo Designerに取り込みます。

i-Repo DesignerへのExcelファイル取り込み
【手順】
i-Repo Designerを起動、ログインします。 「帳票定義を作成する」をクリックして、「帳票定義情報設定」画面を表示します。 「Excelファイルから作成する」をクリックし、i-Repo Designerに取り込むExcelファイルを選択します。 「開く」ボタンクリックするか、ファイル名をダブルクリックすると、取り込みを開始します。

クラスターindexを採番し直すかどうかの確認メッセージが表示されますので、「はい」または「いいえ」をクリックします。

Excelファイルの解析処理とi-Repo Designerへの展開処理が実行されます。 この処理にはしばらく時間がかかります。

処理が完了すると、i-Repo Designer上に帳票定義が展開されます。
Excelファイル取り込み時の確認メッセージ
Excelファイルをi-Repo Designerへ取り込む際、「クラスターindexを採番し直しますか?」 の確認メッセージが表示されます。 「はい」を選択すると、帳票定義上の全てのクラスターindex番号を左上から右下へ向かって自動採番します。 「いいえ」を選択した場合、既に割り振られているクラスターindex番号は変更されません。クラスターindexが採番されていないクラスターのみ、クラスターindex番号を自動採番します。

EXCEL取込み時のクラスターindex振り直し確認画面表示
「帳票定義情報設定」タブ >「EXCEL取込み時のクラスターindex振り直し確認画面表示」にて、「クラスターindexを採番し直しますか?」 の確認メッセージ画面の表示/非表示を設定できます。

する:クラスターindex振直し確認画面を表示する
しない:クラスターindex振直し確認画面を表示しない
EXCELのCOM参照を使用してEXCELファイルを取込む

ExcelのCOM参照を使用してExcelファイルを取り込むかどうかの設定です。 「EXCELのCOM参照を使用してEXCELファイルを取込む」のチェックをオフにした状態で「EXCELファイルから作成する」 を実行した場合は、COM参照を使用せずにExcelファイルを取り込みます。
COM参照を使用することで、正常に取り込めなかった背景文字列やオブジェクトが取り込めるようになる可能性があります。 本チェックをオフにした状態で正常にExcelファイル取込みができない場合は、本チェックをオンにした状態でExcelファイル取り込みをお試しください。
また、本チェックのオン/オフにより、下記の過去のDesignerバージョンと同じEXCELファイル取り込み仕様になります。
チェックをオフにした状態: バージョン 6.2.19070以前と同じ仕様でEXCELファイル取り込み
チェックをオンにした状態: バージョン 6.2.19080以降と同じ仕様でEXCELファイル取り込み
Excelファイル取り込み後の設定
Excelファイルの取り込みが完了すると、Excelファイルの各シートのレイアウトイメージ、及びクラスター設定が反映された帳票定義がi-Repo Designer上に帳票定義が展開されます。
レイアウトイメージ(Excel上で設定したセル背景色や罫線、シート内に配置した画像など)は1枚のPDFに変換され、シートの背景画像として使用されます。
Excelファイル上でクラスター設定を行ったセルはクラスターに変換され、薄黄色で表示されます。 クラスターをダブルクリックすると、該当クラスターの「入力パラメータ設定」画面が表示されます。クラスターごとの各種設定は、この「入力パラメータ設定」画面で行います。 i-Repo Designerへの初回取り込み時はデフォルト値が設定されますので、必要に応じて設定を修正してください。 クラスター名称、クラスター種別を変更することも可能です。
数値選択、トグル選択、トグル集計、単一選択、複数選択などの選択系のクラスターには、それらの選択肢の設定が必要です。

Excelファイル取り込み後にi-Repo Designer上で制限される機能
Excelファイル取り込みで作成された帳票定義は、元のExcelファイルとの整合性を保つため、i-Repo Designer上で下記編集を行うことができません。
シートの挿入と削除はできません
帳票定義の背景画像を変更することはできません
i-Repo Designer上で削除したクラスターは、Excelファイル出力時に反映されません
i-Repo Designer上で追加したクラスターは、出力したExcelファイル上に表示されません。 ただし、データとしては保持しており、該当のExcelファイルを再度i-Repo Designerへ取り込むとi-Repo Designer上で表示されます。 (計算式、時刻計算、ピン打ち、ピンNo.配置、ピンNo.クラスターは対象外です)
これらの編集が必要な場合は、「EXCEL定義出力」でExcelファイルを出力し、Excelファイル上で修正を行ってください。 修正後は、i-Repo Designerで該当の帳票定義を開いた状態で「EXCELファイルから作成する」ボタンでExcelファイルを取り込むことで、帳票定義を更新(リビジョンアップ)することができます。
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