帳票定義Excelファイルをi-Repo Designerに取り込む
帳票定義Excel ファイルの取り込み
Excelで作成した帳票レイアウトにクラスター情報を設定してi-Repo Designerに取り込むことで、クラスターを配置済みの帳票定義が作成されます。 Excel上でのクラスター情報の設定には、専用のExcelアドインをご利用になれます。 Excelを取り込んだ帳票定義から作成された入力帳票は、入力値を反映したExcelファイルとして出力できます。

Excelファイルの各要素と帳票定義の関連
Excelファイルの各要素と i-Reporter の帳票定義の各要素との関連は下記のとおりです。
ブック(ファイル)
帳票
ファイル名が帳票名称に設定されます。 i-Repo Designerで変更も可能です。
ワークシート
シート
ワークシート名が帳票シート名称に設定されます。 i-Repo Designerで変更も可能です。
セル
クラスター
セルに取り込み用のコメントを設定します。
Excelファイル名と帳票定義名称
帳票定義元のExcelファイル名(ブック名)=帳票定義名称
Excelファイルのブック1つが、i-Reporter帳票定義の1つに対応します。 Excelファイル取込時、そのExcelファイル名が帳票定義名称として設定されます。

Excelファイルのシートと帳票定義シート
帳票定義元のExcelファイルのシート=シート定義名称
Excelブックのワークシート1枚が、帳票定義のシート1件に対応します。 複数ページの帳票定義を作成する場合は、シートを複数に分けて作成します。 ワークシートの左から順にシート定義が作成されます。 またその際、ワークシート名がそのままシート定義名称に反映されます。
帳票定義として登録できるシートの上限は50シートです。

Excelファイルのセルと帳票定義クラスター
帳票定義元のExcelファイルのセル=帳票定義クラスター
Excelブックのワークシートのセルが、帳票定義のクラスターに対応します。 帳票のレイアウトに応じて結合セルを作成してください。 クラスターとしたいセルには、決められた条件でコメントを挿入します。 クラスター設定用のアドインも用意されています。

Excelファイルのセルとクラスター
Excelファイルのセルの書式設定反映
Excelで設定したセルの書式設定の一部は、i-Repo Designer取込み時にクラスター設定へ反映されます。 反映される書式設定は、下記の3つです。
文字サイズ
太さ
配置指定

BoldとItalicが両方設定されている場合はBoldが優先設定されます。
書式設定は1つのセル内で統一されている必要があります。 (1つのセル内で異なる文字サイズ等が指定されている場合には対応していません。)
計算式とExcel関数の取り込み
Excelファイルで設定した計算式、Excel関数の一部をi-Repo Designerへ取込む際、i-Reporter用の計算式、関数に変換します。

時刻計算クラスターの計算式は、時刻クラスター同士の引き算である必要があります。
ConMas Designer 4.2 以下のバージョンでは取込み時に制限があります。
Excel関数のi-Repo Designer取り込み後
Excel関数はExcelファイルからi-Repo Designerへ取り込んだ場合のみ有効となります。
i-Repo Designer上で計算式へ直接入力した場合、Excel関数を使用してもエラーとなります。 また、取り込み後はi-Repo Designer上でのExcel関数の編集はできません。 計算式を修正する場合は、一度Excelファイルを出力して編集します。

計算式、Excel関数の修正、編集と再取込み
項目の追加などにより、計算式やExcel関数の再編集が必要となった場合、Excel定義出力にて一旦Excelファイルを出力し、Excelで計算式やExcel関数を再設定してから再度i-Repo Designerへ取込むことで、計算式やExcel関数がi-Reporter用に再調整されます。

i-Repo DesignerへのExcelファイル取り込み
i-Repo Designerの「帳票定義情報設定」画面 > 「Excelファイルから作成する」ボタンをクリックし、取り込むExcelファイルを選択します。 「開く」ボタンクリックすると、取り込みを開始します。

Excelファイルの解析処理とi-Repo Designerへの展開処理が実行されます。 この処理にはしばらく時間がかかります。

取込処理が完了するまで、Excelの起動はしないでください。 正しく処理されない場合があります。
Excel取込み時の確認メッセージ
「クラスターindexを採番し直しますか?」 は、Excelファイルを取込む際に表示される確認メッセージです。 「はい」を選ぶと各クラスターのインデックス番号を採番し直します。

帳票定義の更新時にクラスターindexを採番し直した場合は、下記の問題にご注意ください。
既にその帳票が外部システムと連携して運用されている場合 クラスターのindexが変わることにより、システム連携に不整合が発生します。
i-Repo Manager「データー出力機能」のCSVを利用している場合 出力対象の各帳票のクラスター情報はindex順に一行一帳票で複数行で出力されます。 クラスターのindex が変わることにより、各帳票の出力項目の順番が変わりますので、CSVの利用に注意が必要です。
EXCEL取込み時のクラスターindex振り直し確認画面表示
EXCEL取込みの際にクラスターindexの振り直し確認画面の表示/非表示を行う設定です。

する →クラスターindex振直し確認画面を表示する
しない →クラスターindex振直し確認画面を表示しない
確認画面を表示しない場合、クラスターindexは振り直しされません。
Excelファイル取込み後の設定
取込完了後、Excelファイルの各シートのレイアウトイメージ、及びクラスター設定が反映された帳票定義が表示されます。
各クラスターには、デフォルト値が設定されます。必要な場合に修正します。 クラスター名称、クラスター種別を変更することも可能です。
数値選択、トグル選択、トグル集計、単一選択、複数選択などの選択系のクラスターには、それらの選択候補の設定が必要です。

Excelファイル取り込み後のi-Repo Designer上での操作制限
Excelファイル取込で作成された帳票定義は、元のExcelファイルとの整合性を保つため、下記の編集を行うことができません。 これらの設定を行う場合は、「EXCEL定義出力」でExcelファイルへ出力のうえ修正してください。
修正後は、該当の帳票定義を開いた状態で「EXCELファイルから作成する」ボタンで取り込みます。
i-Repo Designerで制限される機能
シートの挿入と削除はできません。
帳票定義の背景画像を変更することはできません。
i-Repo Designer上で削除したクラスターは、Excelファイル出力の際に反映されません。
i-Repo Designer上で追加したクラスターは、出力したExcelファイル上に表示されません。 ただし、データとしては保持しており、該当のExcelファイルを再度i-Repo Designerへ取り込むとi-Repo Designer上で表示されます。 (計算式、時刻計算、ピン打ち、ピンNo.配置、ピンNo.クラスターは対象外です)
Ver.4.2 以前:計算式とExcel関数の取り込み
ConMas Designer Ver.4.2 以前のバージョンをご利用の場合
Excelファイル上に記述してある計算式、Excel関数の一部をConMas Designerへ取込み、i-Reporter用の計算式、関数に自動変換することができます。 現在対応しているのは、四則演算、SUM 、MAX、 MIN、AVERAGE、STDEVP 、ROUND 、IF関数です。
Ver.4.2 以前ではExcel関数内への括弧の入れ子の指定は不可となります。

四則演算の取り込み
クラスター種別「計算式」「時刻計算」に設定したセルに対して四則演算式を記述しておくことで、ConMas Designerに取り込んだ際に、この計算式をi-Reporter用に自動変換します。
また、四則演算式で指定したセルのクラスター種別が計算式の対象外だった場合は、該当のクラスターにあたる個所を「#REF」という表示に変換します。

「時刻計算」を設定した場合は、時刻クラスター同士の引き算である必要があります。
SUM関数の取り込み
クラスター種別「計算式」に設定したセルに対してSUM関数を埋め込んでおくことで、ConMas Designerに取り込んだ際にSUM関数を計算式クラスター用の和の計算式に変換して自動設定します。 また、SUM関数で指定したセルのクラスター種別が計算式の対象外だった場合、そのセルから作成されたクラスターは自動設定される和の計算式から除外されます。

MAX、MIN、AVERAGE、STDEVP、ROUND関数の取り込み
クラスター種別「計算式」に設定したセルに対して各EXCEL関数を埋め込んでおくことで、ConMas Designerに取り込んだ際にi-Reporter用の関数に変換して自動設定します。 これらのExcel関数は四則演算と組み合わせることも可能です。

IF関数の取込み
クラスター種別「計算式」に設定したセルに対してIF関数を埋め込んでおくことで、ConMas Designerに取り込んだ際にi-Reporter用のIF関数に変換して自動設定します。 IF関数が指定されている計算式クラスターであっても他の計算式クラスターの計算式に含めることが可能です。

IF関数の組合せ表現
IF文内に更にIF文が入る様なIF関数を使用したい場合、2つ以上の計算式クラスターIF文を分解してから、組み合わせて対応します。
【例】 =IF(S1C0>10,”OK”,IF(S1C1=0,”OK”,IF(S1C2<0,”NG”,” ”)))

1つ目の計算式クラスターS1C3: = IF(S1C0>10,”OK”,S1C4) 2つ目の計算式クラスターS1C4: = IF(S1C1=0,”OK”, S1C5) 3つ目の計算式クラスターS1C5: = IF(S1C2<0,”NG”,” ”)
分解したIF文を記述した計算式クラスターは、タブレット上で計算式を非表示にする設定を行うことで、タブレット上では見えないクラスターにすることが可能です。
Excel関数のConMas Designer取り込み後
Excel関数( MAX、 MIN、AVERAGE、STDEVP、ROUND 、IF )は、ExcelファイルからConMas Designerへ取り込んだ場合にのみ有効となります。
ConMas Designer上で計算式へ手動入力にてExcel関数を指定してもエラーとなり設定不可となります。また、Excel取り込み後はConMas Designer上でのExcel関数の編集は不可となります。

Ver5.0未満:DesignerへのExcelファイル取り込み
Excel取り込み時の確認メッセージ(Ver.5.0 未満)
「帳票のExcelファイル出力機能を使用しますか?」
Excelファイルから帳票定義を作成した場合のみ、その帳票定義から作成した帳票はExcelファイルとして出力することができます。 この機能を使用するかどうかという確認メッセージが表示されます。 なお、この設定はDesigner編集画面の「帳票定義情報設定」タブ画面から後で変更する事も可能です。

「帳票定義情報設定」タブ画面にある Excelファイル出力機能の使用設定


Excel取込み時の確認メッセージ(Ver.5.0 未満)
「帳票のシートコピー機能が使用可能な帳票定義であるか確認しますか?」
タブレット上で帳票のシートコピー機能を使用可能かどうかをチェックします。 同様のチェックは帳票定義を保存する際にも行われます。 Excelファイルの印刷範囲外にコメントが挿入されたセルがある場合などにタブレット上で帳票のシートコピーを行った場合、ManagerでExcel出力ができなくなります。事前のチェックによりこの現象を回避します。 このメッセージは「帳票のExcelファイル出力機能を使用する」とした場合のみ表示されます。


シートコピーに問題がある帳票定義だった場合(Ver.5.0 未満)
タブレット上で帳票のシートコピー機能を使用不可の帳票定義だった場合、Excel取込み後に下記の確認メッセージが表示されます。 「いいえ」を選択した場合は編集画面を終了します。

「シート情報設定」画面にある 「本シートのシートコピー可否設定」


Ver.5.0 未満で表示される確認メッセージは、Designerの設定により、確認メッセージを表示せずにチェック処理を実行する事もできます。(初期状態では確認メッセージを表示しません)


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