i-Reporter利用者マニュアル
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帳票定義を作成する
帳票定義を作成する
  • 帳票定義Execlファイルを作成する上での基本的なルール
  • 帳票定義Excelファイルを準備する
    • EXCEL関数機能
      • EXCEL関数 小数計算の誤差と回避方法
    • 秘密度ラベルを保持した定義を作成する
    • Excel Converter の使用方法
  • ConMas Designerで帳票定義を設定する
    • EXCEL帳票定義ファイルをConMas Designerに取り込む
    • ConMas Designerでの帳票定義作成
    • 帳票定義の公開と保存
    • EXCEL定義の出力/ConMas Designerへの再取り込み
    • 帳票定義公開時の承認機能
    • 履歴管理(帳票定義のリビジョンアップ)
  • クラスター入力を制御する
    • ネットワーク設定
      • ネットワーク制限設定
      • マスター選択デフォルト検索値設定
      • バリューリンク設定
      • ネットワークのコピーとペースト
    • 先行クラスターの選択値により後続クラスターを必須にする設定
    • 未入力クラスターの記入不要マーク表示機能
  • ConMas Designerで設定できる便利な機能
    • 一度編集保存されたクラスターを再編集不可にする
    • 帳票名称自動作成設定
    • 自動採番機能
    • ネットワーク設定
    • カーボンコピー設定
    • 帳票コピー機能
    • クラスター入力値を帳票備考/システムキーにコピー
    • QRコード生成機能
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  • マニュアルの使い方

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このページ内
  • 誤差
  • 回避方法
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  1. 帳票定義Excelファイルを準備する
  2. EXCEL関数機能

EXCEL関数 小数計算の誤差と回避方法

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最終更新 1 か月前

誤差

i-ReporterのEXCEL関数機能で小数計算をした結果と、Excel上の計算結果との間に誤差が発生することがあります。 誤差が発生する原因は、i-Reporterが内部で二進数計算をしているためです。

Excelでも計算中に誤差が発生しますが、計算結果は補正されています。

この補正アルゴリズムの条件が複雑であるため、i-ReporterとExcelとで小数計算結果を完全一致させることができません。

【参考:Microsoft Learn】 ※外部サイト

【例】Excelでの計算誤差

  • 3/10 ー 2/10 ー 1/10 = 0

  • (3/10 ー 2/10 ー 1/10) = -2.77556E-17 ※-0.0000000000000000277556

このように、括弧の有無で誤差の補正が変化します。 i-Reporterでの計算結果は、上記2つとも"0"となります。

回避方法

Excelとの誤差は、ROUND関数を利用して四捨五入することで回避可能です。

【例】

  • Excelの場合 1/3+1/3+1/3=1

  • i-Reporterの場合 1/3+1/3+1/3=0.9999999999…

「1/3+1/3+1/3の計算結果をIF関数で”1”と判定させたい」場合、

IF(1/3+1/3+1/3 = 1, “OK”,”NG”) =”NG”となる(Excelは”OK”)

↓

IF(ROUND(1/3+1/3+1/3, 5) = 1, “OK”,”NG”) =”OK”となる

浮動小数点演算が Excel で不正確な結果をもたらす可能性がある