Designerにおける帳票定義作成時のユーザーグループ権限の自動設定モード設定
ConMas Designerで帳票定義を作成したユーザーの所属するグループに応じて、その帳票定義 及び その定義から作成される入力帳票の権限を、あるルールに基づいて自動設定する機能です。
ConMas Designerで帳票定義の作成を行い、その定義をConMasサーバーに保存すると、あらかじめシステムにおいて設定された権限設定のモードに基づき、その帳票定義 及び 入力帳票に対する帳票定義権限を、「グループ管理」のグループ階層情報から自動で設定します。
「グループ管理」で設定したグループ階層で自動的に帳票定義権限を設定しますので、帳票定義ごとに権限設定をする必要性がなくなります。 また、グループを新規追加した際も自動的に帳票定義権限に追加されます。
ConMas Designerで帳票定義を作成する各現場のユーザーは、定義ごとの権限設定を行う必要はありません。
本機能の想定するニーズ及び使用例
【ニーズ】
本社システム管理が定義の作成権限を与えた各拠点の管理者が帳票定義を作成するが、現場の詳細な権限の設定を、現場側でいちいちさせたくない。 本社システム管理でも全ての拠点に対して都度設定を行うのは大変なので、ある共通ルールに基づき自動化したい。
■本社側
システム管理者は以下の全社のユーザーグループ及びユーザー情報を管理する。
ユーザーの登録
ユーザーグループの登録(上下階層の設定)
新規の帳票定義を作成可能なグループの指定(Designer権限)
システム管理者は帳票定義のひな形となるEXCELファイルを準備し、すべての拠点に 提供する。
■各拠点
そのひな形EXCELファイルをもとに、各拠点のマネージャーがそのEXCELにアレンジを 加えて、その拠点独自の事情に応じた帳票定義を作成する。
サーバーに帳票定義を保存するだけであらかじめシステム全体で設定された権限設定ルールに基づき自動で権限が設定される。
運用イメージ
以下のユーザー、ユーザーグループの階層の場合に、現場2管理グループが新規に帳票定義を作成
現場2管理グループがDesignerで帳票定義を作成した場合には、以下のように権限が自動設定される。
設定方法
「Designerでの帳票定義作成時のユーザーグループ権限の自動設定」は、ConMas Managerの「システム管理」 > 「グループ管理」にて行います。
設定のON/OFF
モードの有効・無効 自動設定を有効にする・しないを設定します。(デフォルトでは無効)
権限設定タイプ
作成された帳票定義に権限を割り当てる際、“自動設定” か ”グループ管理のデフォルト帳票定義権限で設定”のどちらを使用するかを決定します。
自動設定
定義権限: 定義編集可能グループには、「参照」、「編集」、「削除」権限を割り当てる ※定義編集可能グループ以外は「参照」のみ
帳票権限: 帳票作成可能グループには、「参照」、「作成」、「編集」、「削除」権限を割り当てる
デフォルト帳票定義権限で設定
定義権限: 定義権限適用グループには、「グループ管理」の「デフォルト帳票定義権限」 > 「定義」を割り当てる ※定義権限適用グループ以外は定義権限はすべて「なし」となります。
帳票権限: 帳票権限適用グループには、「グループ管理」の「デフォルト帳票定義権限」 > 「帳票」を割り当てる
権限設定タイプ:自動設定
以下の3つの設定ルールに従ってすべて自動で権限を割り当てます。 「グループ管理」での「デフォルト帳票定義権限」設定は不要です。
作成済み帳票定義の編集権限 作成された帳票定義をConMas Designerで参照・編集出来るかどうかのルールを設定します。
タブレットでその定義から新規帳票を作成する権限 その帳票定義から入力帳票を作成できるかどうかのルールを設定します。
タブレットで編集中の帳票を参照・編集する権限 作成された入力帳票に対して参照・編集できるがどうかのルール設定をします。
【補足】
自動設定の条件は、グループ管理のグループ階層によって決定します。
「ConMas Designerで誰がその帳票定義を作成したか」が起点となるため、帳票定義を作成するグループにはあらかじめDesigner権限を設定する必要があります。
作成済み帳票定義の編集権限
帳票定義を作成したユーザーが所属するグループによって、その帳票定義の定義権限設定ルールを決定する設定値です。 設定値は、以下の2つから選択します。
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみが編集可能 帳票定義を作成したユーザーの所属するグループのみ、その帳票定義を編集できる権限が付きます。 他のグループはその帳票定義の編集ができません。
② 定義作成ユーザーの所属するグループと、その上位グループのみが編集可能 帳票定義を作成したユーザーの所属するグループと、その上位グル―プのみが、その帳票定義を編集できる権限が付きます。 他のグループはその帳票定義の編集ができません。
【補足】
帳票定義の定義権限を決定する項目ですので、入力帳票の権限設定ルールではありません。その定義の管理を誰ができるのかを決める項目です。
【例】 グループ管理が以下のような階層で構成されているとする
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみが編集可能
② 定義作成ユーザーの所属するグループと、その上位グループのみが編集可能
タブレットでその定義から新規帳票を作成する権限
作成された帳票定義から入力帳票を起票できる、帳票作成権限設定のルールを決定する設定値です。 設定値は、以下の4つから選択します。
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみ 定義作成ユーザーの所属するグループに属するユーザーのみがタブレット端末より起票可能となります。
② 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位の階層にあるグループのみ 定義作成ユーザーの所属するグループとその上位グループに属するユーザーのみがタブレット端末より起票可能です。
③ 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみ 定義作成ユーザーの所属するグループとその上位、下位グループに属するユーザーのみがタブレット端末より起票可能です。
④ すべてのユーザー どのグループに所属しているユーザーでも起票可能です。
【補足】
起票後の帳票権限をどうするかではなく、帳票定義から入力帳票を起票できるかどうかの設定です。 起票後の帳票権限をどうするかは、「iPadで編集中の帳票を参照・編集する権限」で設定します。
起票可能なグループは、必ず定義の参照権限を持ちます。
【例】 グループ管理が以下のような階層で構成されているとする
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみ
② 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位の階層にあるグループのみ
③ 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみ
④ すべてのユーザー
タブレットで編集中の帳票を参照・編集する権限
作成された入力帳票に対して参照・編集できる帳票編集権限設定ルールを決定する設定値です。 設定値は、以下の4つから選択します。
① 帳票を新規作成したユーザーの所属するグループのみ 入力帳票を起票したユーザーの所属するグループに属するユーザーのみが参照編集可能です。
② 帳票を新規作成したユーザーの所属するグループと、そのグループの上位の階層にあるグループのみ 入力帳票を起票したユーザーの所属するグループとその上位グループに属するユーザーのみが参照編集可能です。
③ 帳票を新規に作成したユーザーの所属するグループと他の同階層グループ、その上位にあるグループのみ 先の設定「iPadでその定義から新規帳票を作成する権限」で絞り込まれたグループすべてが参照編集可能です。 ※ 「iPadでその定義から新規帳票を作成する権限」を”すべてのユーザーが作成可能”を選択していると 全グループが参照編集可能です。
④ 帳票を新規作成したユーザーの所属するグループと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみ 入力帳票を起票したユーザーの所属するグループとその上位・下位グループに属するユーザーのみが 参照編集可能です。
【補足】
起票後の帳票権限をどうするかを決定する設定です。
これは、先の2設定とは異なり、「帳票定義をだれが作成した」で決定するのではなく、「入力帳票をだれが記票した」かで決定します。 つまり、帳票を誰に公開するのかを設定する項目です。
【例】 グループ管理が以下のような階層で構成されているとする
タブレットでその定義から新規帳票を作成する権限が、 “④帳票を新規作成したユーザーの所属するグループと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみが参照・編集可能” とする。
① 帳票を新規作成したユーザーの所属するグループのみ
② 帳票を新規作成したユーザーの所属するグループと、そのグループの上位の階層にあるグループのみ
③ 帳票を新規に作成したユーザーの所属するグループと他の同階層グループ、その上位にあるグループのみ
【補足】
③の設定では、帳票定義から記票可能=帳票編集可能です。
④ 帳票を新規作成したユーザーの所属するグループと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみ
権限設定タイプ:グループ管理のデフォルト帳票定義権限で設定
以下の3つの設定ルールに従って、定義・帳票権限グループを絞りこみ、グループ管理のデフォルト帳票定義権限を適用します。
定義権限を適用するグループ 作成された帳票定義をDesignerで参照・編集できるかどうかのルールを設定します。
帳票権限を適用するグループ その帳票定義から入力帳票を作成できるかどうかのルールを設定します。
帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード 「帳票作成時のユーザーグループ権限設定」 設定をします。
定義権限を適用するグループ
帳票定義を作成したユーザーが所属するグループによって、その帳票定義の定義権限設定ルールを決定する設定値です。 設定値は、以下の2つから選択します。
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみ 帳票定義を作成したユーザーの所属するグループのみ、“デフォルト帳票定義権限 定義”権限を割り当てます。
② 定義作成ユーザーの所属するグループと、その上位グループのみ 帳票定義を作成したユーザーの所属するグループと、その上位グル―プのみ、“デフォルト帳票定義権限 定義”権限を割り当てます。
【補足】
帳票定義の定義権限を決定する項目ですので、入力帳票の権限設定ルールではありません。その定義の管理を誰が出来るのかを決める項目です。
【例】 グループ管理が以下のような階層で構成されているとする
デフォルト帳票定義権限
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみ
② 定義作成ユーザーの所属するグループと、その上位グループのみ
帳票権限を適用するグループ
作成された帳票定義から入力帳票を起票出来る帳票作成権限設定ルールを決定する設定値です。 設定値は、以下の4つから選択します。
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみ 定義作成ユーザーの所属するグループのみ“デフォルト帳票定義権限 帳票”権限を割り当てます。
② 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位の階層にあるグループのみ 定義作成ユーザーの所属するグループとそのグループの上位階層にあるグループのみ“デフォルト帳票定義権限 帳票”権限を割り当てます。
③ 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみ 定義作成ユーザーの所属するグループとそのグループの上位下位階層にあるグループのみ“デフォルト帳票定義権限 帳票”権限を割り当てます。
④ すべてのユーザー 全グループに“デフォルト帳票定義権限 帳票”権限を割り当てます。
【補足】
起票後の帳票権限をどうするかではなく、帳票定義から入力帳票を起票できるかどうかの設定です。 起票後の帳票権限をどうするかは「帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード」で設定します。
【例】 グループ管理が以下のような階層で構成されているとする
デフォルト帳票定義権限
① 定義作成ユーザーの所属するグループのみ
② 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位の階層にあるグループのみ
③ 定義作成ユーザーの所属するグル―プと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみ
④ すべてのユーザーが作成可能
帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード
作成された入力帳票に対して参照・編集できる帳票編集権限設定ルールを決定する設定値です。 設定値は、以下の4つから選択します。
① 設定どおり全て付ける 帳票定義権限で設定した帳票権限の内容がそのまま入力帳票に自動で設定されます。
② 作成ユーザーの所属するグループのみにする 帳票定義権限で設定した帳票権限が、作成ユーザーの所属するグループのみに自動で設定されます。
③ 作成ユーザーの所属するグループと、そのグループの上位の階層にあるグループのみに絞る 帳票定義権限で設定した帳票権限が、帳票を作成したユーザーの所属するグループとその上位グループのみに自動で設定されます。
④ 作成ユーザーの所属するグループと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみに絞る 帳票定義権限で設定した帳票権限が、帳票を作成したユーザーの所属するグループとその上位・下位グループのみに自動で設定されます。
【補足】
起票後の帳票権限をどうするかを決定する設定です。
これは、先の2設定とは異なり、「帳票定義を誰が作成した」かで決定するのではなく、「入力帳票を誰が記票した」かで決定します。 つまり、帳票を誰に公開するのかを設定する項目です。
【例】 グループ管理が以下のような階層で構成されているとする
帳票権限を適用するグループが、“④すべてのユーザー”とする
帳票定義権限
① 設定どおり全て付ける
② 作成ユーザーの所属するグループのみにする
③ 作成ユーザーの所属するグループと、そのグループの上位の階層にあるグループのみに絞る
④ 作成ユーザーの所属するグループと、そのグループの上位・下位階層にあるグループのみに絞る
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