アカウントロック機能

機能概要

アカウントロック機能を使用すると、ユーザーアカウントに対してログイン時のパスワード入力回数を制限できます。 間違ったパスワードが制限回数を超えて入力された場合、一定時間アカウントがロックされ、該当アカウントではi-Reporterアプリ や ConMas Designer、ConMas Manager へのログインが拒否されます。

ロックされているアカウントでiOS版 i-Reporterアプリ にログインしようとした場合に表示されるエラー

例えば下記のような設定が可能です。

【例】 1分間の間に3回パスワードを間違った場合、30分間ログインができなくなる。

アカウントロック機能を設定する

設定は、ConMas Managerの「システム管理」 > 「共通マスター管理」 にて行います。

右上のコンボボックスより、共通キー “ACCOUNT_LOCK_SETTING” を選択し、設定する行のNo列をクリックして編集します。

共通キー

ACCOUNT_LOCK_SETTING

共通項目名称

共通項目名名称
説明

ACCOUNT_LOCKOUT_ENABLE

本機能の有効/無効の設定 “0”:有効 “1”:無効

ACCOUNT_LOCKOUT_FAILCOUNT

パスワードの失敗可能な回数

RESET_ACCOUNT_LOCKOUT_COUNTER_AFTER

パスワードの失敗が加算される時間(分) 「○○分間の間に3回パスワードを間違えると‥‥」の、「○○分間」の部分の設定です。 前回間違えた時間から「○○分間」経過している場合は、失敗回数がリセットされます。

ACCOUNT_LOCKOUT_DURATION

ロックアウト期間(分)

“ACCOUNT_LOCKOUT_ENABLE” : 本機能の有効/無効の設定

本機能の有効/無効を設定します。

  • 共通キー   “ACCOUNT_LOCK_SETTING”

  • 共通項目名称 “ACCOUNT_LOCKOUT_ENABLE”

  • 共通項目値  “0” : 無効)機能が無効になります。        “1” : 有効)機能が有効になります。

“ACCOUNT_LOCKOUT_FAILCOUNT” : パスワードの失敗可能回数

パスワードの失敗可能回数を設定します。

  • 共通キー   “ACCOUNT_LOCK_SETTING”

  • 共通項目名称 “ACCOUNT_LOCKOUT_FAILCOUNT”

  • 共通項目値  任意の失敗可能回数を、半角数字で設定します。

【例】 「3回間違えるとロックする」と設定したい場合は、共通項目値に“3”を指定します。

“RESET_ACCOUNT_LOCKOUT_COUNTER_AFTER” : パスワードの失敗が加算される時間(分)

「○○分間の間に3回パスワードを間違えると‥‥」の、「○○分間」の部分の設定です。 時間の単位は“分”です。 前回間違えた時間から設定した「○○分間」が経過している場合は、失敗回数がリセットされます。

  • 共通キー   “ACCOUNT_LOCK_SETTING”

  • 共通項目名称 “RESET_ACCOUNT_LOCKOUT_COUNTER_AFTER”

  • 共通項目値  任意の時間(分)を、半角数字で設定します。

“ACCOUNT_LOCKOUT_DURATION” : ロックアウト期間(分)

ロックアウト期間(分)を設定します。 時間の単位は“分”です。

  • 共通キー   “ACCOUNT_LOCK_SETTING”

  • 共通項目名称 “ACCOUNT_LOCKOUT_DURATION”

  • 共通項目値  任意の時間(分)を、半角数字で設定します。

設定例

下記のように設定を行う場合の、共通マスターの設定例です。

【例】 1分間の間に3回パスワードを間違った場合、30分間ログインができなくなる。

共通項目名称

  • “ACCOUNT_LOCKOUT_ENABLE”:“1”

  • “ACCOUNT_LOCKOUT_FAILCOUNT”:“3”

  • “RESET_ACCOUNT_LOCKOUT_COUNTER_AFTER”:“1”

  • “ACCOUNT_LOCKOUT_DURATION”:“30”

アカウントロック時のメッセージ

ユーザーアカウントがロックされた際は、下記のようなメッセージが表示されます。

iOS版 i-Reporterアプリ

Windows版 i-Reporterアプリ

ConMas Designer

ConMas Manager

アカウントロックを解除する

ロックされたアカウントは、解除されるまでの時間を経過するか、ユーザー管理権限(参照・編集)のあるユーザーで ConMan Manager からロックを解除するまではログインができません。

ConMas Managerからのロック解除は下記手順にて行います。

ユーザー管理権限について、詳細は、「環境の準備 > 利用ユーザーを設定する > 権限管理 > システム管理権限」 をご参照ください。

【手順】

  1. ConMas Managerの「システム管理」 > 「ユーザー管理」を開きます。

  2. ロックされているユーザーには「鍵マーク」アイコンが付いています。 ロック解除したいユーザーIDをクリックし、ユーザー参照画面を開きます。

  3. ロックされているユーザーは、ユーザー詳細画面右上に「鍵マーク」アイコンと「ロック中:ロックされた日時」が表示されています。 「鍵マーク」アイコンをクリックします。

  4. ロック解除可否のメッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。

最終更新