連携タイミングの設定

連携タイミングの設定

データを連携するタイミングは、「リアルタイム連携」 もしくは 「非同期連携(一定時間間隔で連携)」 のいずれかを選択できます。

ConMas Managerでの設定

「MotionBoardCloud連携設定」画面 > 「リアルタイム連携」で設定します。

  • する: i-Reporterアプリから入力帳票をサーバー保存したタイミングで、MotionBoardへデータが連携されます。 リアルタイムでMotionBoardへデータを連携できる一方で、i-Reporterアプリからの入力帳票保存処理速度が遅くなる可能性があります。

  • しない: 「非同期連携(一定時間間隔)」 でMotionBoardへデータを連携します。 i-Reporterアプリからの入力帳票保存処理 と MotionBoardへのデータ連携処理 が別々のタイミングで実行されるため、「リアルタイム連携:する」の設定と比較して、i-Reporterアプリからの入力帳票保存処理速度が速くなります。

非同期連携を実行するための設定

クラウド版とオンプレミス版で、必要な設定作業が異なります。

クラウド版をご利用の場合

お客様にて特別な設定作業は必要ありません。 「連携タイミングの設定 > ConMas Managerでの設定」 を行うだけでご使用いただけます。

オンプレミス版をご利用の場合

「連携タイミングの設定 > ConMas Managerでの設定」 に加えて、次に記載する「i-Reporter サーバー上の設定」を参考に、サーバー(APサーバー)上にWindowsサービスプログラム「IRService」をインストールしてください。 設定はお客様にて細かく変更できます。

i-Reporter サーバー上の設定

サーバー(APサーバー)上にWindowsサービスプログラム「IRService」をインストールします。

【手順】

  1. サポートWEBより、「IRService.zip」をダウンロードします。

    ▼サポートWEB  > ソフトウェア > Windowsサービスプログラム IRService X.X.X

    ※X.X.X 部分にはバージョンが入ります。 ※MotionBoard非同期連携を行うには、Windowsサービスプログラム IRService バージョン 1.1.0 以降が必要です。

  2. サーバー上の任意の場所にIRService.zipを解凍し、フォルダ「IRService」を以下の場所に配置します。    [ConMasフォルダ]\IRService

  3. [ConMasフォルダ]\IRService\IReporterService.exe.config をメモ帳で開きます。

  4. IReporterService.exe.config 内の <!-- postgreSQL接続先設定 --> の記述を、環境に合わせて修正し保存します。 “Password=”の箇所には、PostgreSQLのpostgresユーザーパスワードをセットしてください。

    ダウンロードした時点では、サンプルとして“cimtops”というパスワードが入力されています。この箇所を修正してください。

    <!-- アプリケーション配置ドライブ --> の“value=”には、ConMasフォルダーの配置ドライブをセットします。

    こちらは、Cドライブ直下にConMasフォルダに配置している場合の例です。

  5. 解凍したフォルダ内の「IRServiceInstall.ps1」をメモ帳で開きます。

  6. 「IRServiceInstall.ps1」内の下記記述を、環境に合わせて修正し保存します。

    “[ConMasフォルダパス]”の箇所には、ConMasフォルダーのパスをセットしてください。

    こちらは、Cドライブ直下にConMasフォルダに配置している場合の例です。

  7. 「IRServiceInstall.ps1」を、PowerShellで実行します。 右クリック > 「PowerShellで実行」をクリックします。実行には管理者権限が必要です。

  8. 実行後 Windowsサービスを起動し、IRIWServiceが実行中であることを確認します。

このサービスプログラムの実行タイミングは分単位で、定期実行されます。 実行間隔は以下で設定できます。

【実行間隔の設定手順】

[ConMasフォルダ]\IRService\IReporterService.exe.config をメモ帳で開き、任意の設定値をセットします。

  • 実行間隔(分): 定期実行間隔です。分単位での設定になります。最小値は1です。

Windowsサービスプログラム”IRService”のバージョンアップを行う際は、「IRService 更新手順」 をご確認ください。

最終更新