連携タイミングの設定
連携タイミングの設定
データを連携するタイミングは、「リアルタイム連携」 もしくは 「非同期連携(一定時間間隔で連携)」 のいずれかを選択できます。
「非同期連携(一定時間間隔で連携)」は ConMas Manager バージョン 8.1.25050 以降で設定できます。 バージョン 8.1.25020 以前 のConMas Managerでは、連携タイミングは 「リアルタイム連携」のみです。
ConMas Managerでの設定
「MotionBoardCloud連携設定」画面 > 「リアルタイム連携」で設定します。

する: i-Reporterアプリから入力帳票をサーバー保存したタイミングで、MotionBoardへデータが連携されます。 リアルタイムでMotionBoardへデータを連携できる一方で、i-Reporterアプリからの入力帳票保存処理速度が遅くなる可能性があります。
「リアルタイム連携:する」と設定した場合でも、「非同期連携(一定時間間隔で連携)」は行われます。 「リアルタイム連携」に失敗したデータは「非同期連携」処理によって自動的にMotionBoardへ再連携されます。 ※「非同期連携」を「しない」設定にはできません。 「リアルタイム連携:する」と設定した場合は、「リアルタイム連携」と「非同期連携」が両方とも実行されます。
【オンプレミス版をご利用の場合】 下記条件を満たした場合に、「非同期連携」が実行されます。
・ConMas Manager 8.1.25050 以降 ・Windowsサービスプログラム「IRService」をインストールし、正しく設定している。
しない: 「非同期連携(一定時間間隔)」 でMotionBoardへデータを連携します。 i-Reporterアプリからの入力帳票保存処理 と MotionBoardへのデータ連携処理 が別々のタイミングで実行されるため、「リアルタイム連携:する」の設定と比較して、i-Reporterアプリからの入力帳票保存処理速度が速くなります。
非同期連携を実行するための設定
クラウド版とオンプレミス版で、必要な設定作業が異なります。
クラウド版をご利用の場合
お客様にて特別な設定作業は必要ありません。 「連携タイミングの設定 > ConMas Managerでの設定」 を行うだけでご使用いただけます。
クラウド版では、 「非同期連携」は 5分に1回実行する設定になっています。 実行間隔を変更することはできません。
オンプレミス版をご利用の場合
「連携タイミングの設定 > ConMas Managerでの設定」 に加えて、次に記載する「i-Reporter サーバー上の設定」を参考に、サーバー(APサーバー)上にWindowsサービスプログラム「IRService」をインストールしてください。 設定はお客様にて細かく変更できます。
i-Reporter サーバー上の設定
サーバー(APサーバー)上にWindowsサービスプログラム「IRService」をインストールします。
オンプレミス版、サブスクリプション版をご使用のお客様のみ、必要な手順です。
【手順】
サポートWEBより、「IRService.zip」をダウンロードします。
サーバー上の任意の場所にIRService.zipを解凍し、フォルダ「IRService」を以下の場所に配置します。
[ConMasフォルダ]\IRService[ConMasフォルダ]\IRService\IReporterService.exe.configをメモ帳で開きます。上記ファイルがない場合は 手順2. にて配置場所が間違っていますので、正しく配置してください。
IReporterService.exe.config 内の
<!-- postgreSQL接続先設定 -->の記述を、環境に合わせて修正し保存します。 “Password=”の箇所には、PostgreSQLのpostgresユーザーパスワードをセットしてください。
ダウンロードした時点では、サンプルとして“cimtops”というパスワードが入力されています。この箇所を修正してください。 Database={dbName}は触らないようにしてください。
<!-- アプリケーション配置ドライブ -->の“value=”には、ConMasフォルダーの配置ドライブをセットします。
こちらは、Cドライブ直下にConMasフォルダに配置している場合の例です。 解凍したフォルダ内の「IRServiceInstall.ps1」をメモ帳で開きます。
「IRServiceInstall.ps1」内の下記記述を、環境に合わせて修正し保存します。
“[ConMasフォルダパス]”の箇所には、ConMasフォルダーのパスをセットしてください。

こちらは、Cドライブ直下にConMasフォルダに配置している場合の例です。 「IRServiceInstall.ps1」を、PowerShellで実行します。 右クリック > 「PowerShellで実行」をクリックします。実行には管理者権限が必要です。
「IRServiceInstall.ps1」を実行するには、PowerShell 7.2 以降が必要です。 Microsoft公式サイトよりMSIファイルをダウンロードしてインストールをお願いします。
実行後 Windowsサービスを起動し、IRIWServiceが実行中であることを確認します。

このサービスプログラムの実行タイミングは分単位で、定期実行されます。 実行間隔は以下で設定できます。
【実行間隔の設定手順】
[ConMasフォルダ]\IRService\IReporterService.exe.config
をメモ帳で開き、任意の設定値をセットします。

実行間隔(分): 定期実行間隔です。分単位での設定になります。最小値は1です。
【注意】
「実行間隔」以外は変更しないでください。
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