アプリログの自動(手動)採取とログ容量メンテナンス

アプリログの自動(手動)採取

概要

i-Reporterアプリ(iOS版 および Win版)を操作中に予期しない動作などのトラブルが発生した場合に、調査のため弊社サポートよりログの採取をお客様へ依頼することがあります。

従来は該当の端末からログを採取する必要がありましたが、本機能を使用することで、端末にあるログファイルをサーバー上に収集しConMasManagerで採取することが可能になります。

設定方法

設定は、ConMas Managerの「システム管理」 > 「共通マスター管理」で行います。

  • 共通キー   “APP_STORAGE_MODE”

  • 共通項目名称 

    • “LOG” :アプリログの自動採取(“0”:無効、“1”:有効)※デフォルトは“0”

    • “LOG_DELETE” : iOS,Winアプリローカル内でのログ保持期間(日)※デフォルトは14

    • “LOG_SEND_MODE” : ログのサーバーへの送信方法(0:手動のみ、1:自動)※デフォルトは“0”

iOSアプリからログデータをサーバー送信する

i-Reporterアプリの「設定」メニューにて、アプリ内に保持しているログデータを確認できます。

サーバーへの送信モード(“LOG_SEND_MODE”)を「1:自動」にしている場合、アプリからのサーバーへのログイン処理前に、ログデータが自動でサーバー送信され、ログイン処理が行われる動作となります。 「自動」にしている場合でも、アプリ上で手動での再送信操作も可能です。

Winアプリからログデータをサーバー送信する

i-Reporterアプリの「設定」メニューにて、アプリ内に保持しているログデータを確認できます。

サーバーへの送信モード(“LOG_SEND_MODE”)を「1:自動」にしている場合、アプリからのサーバーへのログイン処理前に、ログデータが自動でサーバー送信されログイン処理が行われる動作となります。

「自動」にしている場合でも、アプリ上で手動での再送信操作も可能です。

ConMas Managerでログデータを確認・取得する

ConMas Managerにて、アプリからアップロードされたログファイルのダウンロード(取得)、および 削除ができます。

「システム管理」 > 「バックアップファイル > ログ」にて確認・取得します。

ログファイルの命名規則 [日付(yyyyMMdd)]@[端末物理ID]@[ランダム文字列]

アプリログの容量メンテナンス

概要

アプリログは、サーバー上にテキストファイルとして溜まり続けるので、ストレージ容量を圧迫します。 これらのファイルを、圧縮による容量削減、および指定期間の削除をするプログラムを格納しています。タスクスケジューラーに登録することで、自動で圧縮、削除を行えます。

プログラムは、バージョン7.3.20100以上の場合、以下場所に格納されています。 ・ [ConMasフォルダー]\ConMasAppLogManager\ConMasAppLogManager.exe

圧縮単位

ログファイル名の”日付”単位に圧縮します。

【例】

  • iPadアプリ 20200916@4AFFAD34-94FE-4372-9383-9B1C03400610@18737bb6-5465-4387-b3db-5f9dc47e84a4

  • iPhoneアプリ 20200916@iPhone_09B2F302-8D7A-4DA6-AD61-9EFFCBBD429D@658f2072-477d-4e25-973e-f29371b8a6fe

  • Winアプリ 20200916@P19028@b0699268-7f63-4f86-816e-dafba0718960

20200916.zip ※解凍すると、上記3ファイルが存在

圧縮されたログファイル(zip)の削除

圧縮されたログファイルは、APP_STORAGE_MODEで設定した期間より前のファイルを対象に削除します。

【例】 10日前のファイルを削除するよう設定している場合。 実行日:2020/09/25 → 10日前は2020/09/15

圧縮されたログファイル(zip)のダウンロード

圧縮されたログファイルは、ConMas Managerの「システム管理」 > 「バックアップファイル > ログ」 に表示されます。 ここでダウンロードができます。

ConMasAppLogManager.exe設定

[ConMasフォルダー]\ConMasAppLogManager\ ConMasAppLogManager.exe.config をメモ帳で開きます。

設定後、保存します。

自動化(タスクスケジューラー設定)

ConMasAppLogManager.exeをタスクスケジューラーで定期実行することで、ログファイルの圧縮、および削除を自動で行います。

【設定例】

トリガー:“毎日”を選択します。      開始の日時 ※任意の時間を設定します。

操作: ConMasAppLogManager.exe ※フルパス

最終更新