i-Reporter利用者マニュアル
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管理者機能(ConMas Manager)
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      • 1.メール基本設定を行う
      • 2.通知テンプレートを作成する
      • 3.帳票定義に通知テンプレートをセットする
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Tips

  • マニュアルの使い方

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このページ内
  • 認証タイプの決定
  • SMTP認証設定
  • OAuth(Microsoft)設定
  • アプリの登録
  • クライアントシークレット作成
  • APIのアクセス許可
  • Managerメール基本設定(OAuth設定)
  • OAuth(Google)設定手順
  • Google プロジェクトの作成
  • Google Gmail APIの有効化
  • Google 認証情報の作成
  • Managerメール基本設定 (OAuth設定)
  • ManagerRootの設定
  • 通知可否と署名
  • ポート設定における注意事項
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  1. 通知機能
  2. メール通知機能

1.メール基本設定を行う

前へメール通知機能次へ2.通知テンプレートを作成する

最終更新 1 か月前

ConMas Managerの上部メニュー「システム管理」 > 「メール設定通知」をクリックし、「メール基本設定」画面を表示します。 こちらの画面で、メール通知で使用する認証タイプ(「SMTP認証」 OR 「OAuth」)、メールサーバー、メールサービスなどの設定を行います。

設定を行うには、画面右上の 「編集」ボタン をクリックします。

認証タイプの決定

「SMTP認証」、「OAuth」どちらかを選択します。

8.0.22090より従来のSMTP認証だけではなく、OAuth認証もご利用いただけます。

「OAuth」に対応しているプロバイターは以下の2つです。

  • Google(Gmail)

  • Microsoft(Microsoft365)

SMTP認証設定

OAuth設定

SMTP認証設定

「メール基本設定編集」画面で「SMTP認証」を選択し、以下項目を設定します。

  • サーバー: SMTPサーバー(メールサーバードメイン または IPアドレス)を設定します。

  • ポート番号: ポート番号を設定します。

  • ユーザー: 送信元のメールアドレスを設定します。 ※RFC2821に準拠していないメールアドレス形式は設定時エラーとなりご利用いただけません。

  • パスワード: ユーザーに対応したパスワードを設定します。

  • SSL: TLS(SSL)暗号化する場合は、チェックします。

Microsoft、Googleのメールサービスをご利用のお客様

2022/9月現在、SMTP認証は非推奨となっています。 「OAuth」へ設定変更することをご検討ください。

OAuth(Microsoft)設定

Microsoftで「OAuth」によるメール通知を行うには、Azureポータルで以下設定が必要です。

【設定の流れ】

  • アプリの登録

  • クライアントシークレット作成

  • APIのアクセス許可

  • ConMas Manager メール基本設定

アプリの登録

【手順】

  1. WebブラウザーでAzrueポータルを開き、「Azure Active Directory」 > 「アプリの登録」 > 「新規登録」 をクリックします。

  2. 以下を入力し、「登録」をクリックします。

    • 名前: 任意の名前

    • サポートされているアカウントの種類: 「この組織ディレクトリのみに含まれるアカウント」

    • リダイレクトURI: 「Web」 を選択 http(s)://(ホスト名 OR IPアドレス)/ConMasManager[識別子]/System/MailOAuthMicrosoft

      [識別子]は弊社クラウド版(お試し環境を含む)のお客様のみ設定する必要があります。 [識別子]は、お客様がご利用中のConMas Manager URLから確認することができます。

      ■ConMas ManagerのURLが下記の場合

      https://conmas-i-reporter.com/ConMasManager0001  →識別子は 0001 の部分です。

      https://conmas-i-reporter.com/ConMasManager0002  →識別子は 0002 の部分です。

  3. 作成したアプリの「概要」から、「アプリケーション(クライアント)ID」と「ディレクトリ(テナント)ID」をコピーして保持します。

クライアントシークレット作成

【手順】

  1. 「証明書とシークレット」から「新しいクライアントシークレット」をクリックします。

  2. 「クライアント シークレットの追加」ダイアログで、説明と有効期限を入力してクライアントシークレットを作成します。

    • 説明:任意の文字列

    • 有効期限:任意の期限

      期限が切れると、メール通知はできなくなります。 期限切れの場合は、再度クライアントシークレットを作成してください。

  3. 作成されたクライアントシークレットをコピーし、保持します。

    クライアントシークレットの値は作成直後しか表示されません。 保持できなかった場合は再度作成してください。

APIのアクセス許可

【手順】

  1. 「APIのアクセス許可」から「アクセス許可の追加」をクリックします。

  2. 「APIのアクセス許可の要求」ダイアログで「Microsoft Graph」をクリックします。

  3. 「委任されたアクセス許可」をクリックします。

  4. 以下のアクセス許可を選択して、「アクセス許可」をクリックします。

    • email

    • offline_access

    • openid

    • Mail.Send

    • User.Read

以上で、Azureポータルでの設定は完了です。 ConMasMangerの「メール基本設定」へ戻ります。

Managerメール基本設定(OAuth設定)

「メール基本設定編集」画面で「OAuth」を選択し、以下項目を設定します。

  • プロバイター:「Microsoft」

  • クライアントID:保持したクライアントID

  • クライアントシークレット:保持したクライアントシークレット

  • テナントID:保持したテナントID

OAuth(Google)設定手順

Googleで「OAuth」によるメール通知を行うには、Google側で以下設定が必要です。

【設定の流れ】

  • プロジェクトの作成

  • Gmail APIの有効化

  • OAuth認証情報作成

  • ConMas Manager メール基本設定

Google プロジェクトの作成

【手順】

  1. Webブラウザーで、Google Cloud Consoleの「APIとサービス」へアクセスします。

    このときログインするユーザーが、メール通知の送信者となります。

    ▼Google Cloud>「APIとサービス」

    ※Googleの設定画面、URLは変更されることがあります。

  2. 既存のプロジェクトを選択するか、新しいプロジェクトを作成します。

Google Gmail APIの有効化

【手順】

  1. Google Cloud Consoleの「APIとサービス」へアクセスします。

  2. 「Gmail API」を開き「有効にする」をクリックします。

Google 認証情報の作成

【手順】

  1. 「認証情報」から「認証情報を作成」をクリックして「OAuthクライアントID」を選択します。

    【注意】

    「OAuthクライアントID」作成時に同意画面での設定を求められた場合は、画面の案内に従って、「プロジェクト構成」画面で下記のように設定を行います。

    • ①アプリ情報 アプリ名:任意 ユーザーサポートメール:プルダウンメニューより選択

    • ②対象 「内部」を選択

    • ③連絡先情報 任意のメールアドレスを設定

    • ④同意の確認 「同意します」にチェック

  2. 以下情報を入力して「作成」をクリックします。

    • アプリケーションの種類:: ウェブアプリケーション

    • 名前: 任意の名前

    • 承認済みのリダイレクト URI: http(s)://(ホスト名)/ConMasManager[識別子]/System/MailOAuthGoogle

      [識別子]は弊社クラウド版(お試し環境を含む)のお客様のみ設定する必要があります。 [識別子]は、お客様がご利用中のConMas Manager URLから確認することができます。

      ■ConMas ManagerのURLが下記の場合

      https://conmas-i-reporter.com/ConMasManager0001  →識別子は 0001 の部分です。

      https://conmas-i-reporter.com/ConMasManager0002  →識別子は 0002 の部分です。

  3. 作成されたクライアントIDとクライアントシークレットをコピーして保持します。

Google側での設定は完了です。 ConMasMangerのメール基本設定へ戻ります。

Managerメール基本設定 (OAuth設定)

「メール基本設定編集」画面で「OAuth」を選択し、以下項目を設定します。

  • プロバイター:「Google」

  • クライアントID:前のページで保持したクライアントID

  • クライアントシークレット:前のページで保持したクライアントシークレット

ManagerRootの設定

SMTP認証、OAuth(Microsoft・Google)すべてに共通する操作です。

「メール基本設定編集」画面にて、「ManagerRoot」にManager接続先URLを設定してください。

デフォルトでは”http://{0}/ConMasManager”となっています。 ※{0}はサーバーのIPアドレスが自動でセットされます。

Cimtopsクラウド版(お試し環境含む)をご利用中の場合

ManagerRootは下記となります。

http(s)://[ホスト名 OR IPアドレス]/ConMasManager[識別子]

[識別子]は弊社クラウド版(お試し環境を含む)のお客様のみ設定する必要があります。 [識別子]は、お客様がご利用中のConMas Manager URLから確認することができます。

■ConMas ManagerのURLが下記の場合

https://conmas-i-reporter.com/ConMasManager0001  →識別子は 0001 の部分です。

https://conmas-i-reporter.com/ConMasManager0002  →識別子は 0002 の部分です。

オンプレミス環境をご利用中の場合

ManagerRootは下記となります。

http(s)://{HostName or IP Address}/ConMasManager

通知テンプレートで使用できる「データ置き換え一覧」中のコード「rep_url」を利用する際などに、 ManagerRootに{0}を指定しても意図したIPアドレスへ置き換わらない場合があります。その際はIPアドレスを手動設定してください。

通知可否と署名

SMTP認証、OAuth(Microsoft・Google)すべてに共通する操作です。

認証タイプがOAuthの場合、それぞれのメールプロバイダの認証画面へ遷移しますので、許可(承諾)してください。

ポート設定における注意事項

i-Reporterメール通知の制限は下記の通りです。

  • SMTP認証のみ対応 POP Before SMTPはご利用いただけません。

  • ポート465は非対応 非暗号ポートである25, 暗号化代替ポート587をご利用ください。

  587:暗号化代替ポート → SSLを使用する   25 :非暗号ポート → SSLを使用しない   465:一般的な暗号化ポート → i-Reporterシステム非対応

https://console.cloud.google.com/